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PCがHDDを認識しない原因と対処法まとめ

パソコンを使っている方であれば、突然ハードディスクが認識されなくなったというトラブルを経験されたことがあるでしょう。また、この記事を読んでいるあなたは、今まさにそういったトラブルで悩んでいるはずです。

しかし、何が原因で認識されないのかが不明のままでは、どのような対処をすれば良いのかもわからないものです。そこで、今回はパソコンがハードディスクを認識しない原因と対処法についてご紹介していきます。

原因によって対処法が異なるので、まずはどのような原因に当てはまるのか、そしてどう対処すべきなのかを知ることが大切です。ですので、認識されないトラブルでお困りの方は、ぜひこちらの記事を参考にして問題を解決してみてください。

PCがHDDを認識しないときに考えられる原因

PCがHDDを認識しないときに考えられる原因

問題を解決するにはまず「何が原因なのか?」と知ることが大切です。原因不明のままでは適せつな対処ができないので、安易にいろいろな対処法を試してしまうと故障してしまうかもしれません。

また、原因によっては単純なミスで認識されていないだけという場合もあるので、あれこれ操作する必要なく改善されることもあります。ここでは、パソコンがハードディスクを認識しないときに考えられる原因についてまとめてみました。認識されないトラブルで困っている方は、以下の原因を参考にして自分に当てはまるものがないかを確認してみてください。

何らかの衝撃を加えた、または水没させたことによる故障

ハードディスクは本体に内蔵されているものと、外付けタイプの2種類があります。どちらのタイプも同じハーディスクには変わりなく、精密機器で作られた非常にデリケートな機器となっています。

そのため、何らかの衝撃を加えてしまうと故障してしまう可能性が高いです。例えば、持ち運びに便利なノートパソコンの場合、移動中にどこかでぶつけてしまった、または床に落としてしまったことが原因でハードディスクが故障してしまうことがあります。

デスクトップパソコンであれば落とす心配はありませんが、よろけた拍子に本体にぶつかって強い衝撃を加えてしまうケースは考えられます。また、外付けタイプのハードディスクは持ち運びに便利な記憶媒体なので、こちらも衝撃が原因で故障することもあるでしょう。

また、あまりないとは思いますが、精密機器なので水没でも故障してしまいます。ちなみに、このような故障は自分で対処することが不可能なので、専門業者への依頼が必要になります。どうしても取り戻したいデータがある場合は、専門業者を利用してデータ復旧を行ってもらいましょう。

経年劣化による自然故障

どんな機器にも寿命というものがあるので、大切に使っていたとしてもいずれは壊れてしまうものです。そのため、経年劣化による自然故障が原因で認識されないというケースも少なくありません。

この場合も上記でご紹介した故障原因と同じく、自分で対処することができない症状となっています。認識されないからといってむやみに操作を続けていると、症状が悪化して専門業者でもデータを復旧できない状態になってしまいます。

そのため、不具合を感じた場合はすぐにパソコン、または外付けHDDの使用を中止して、専門業者に相談してみましょう。

認識に必要な初期化を行っていない

ハードディスクを交換した、または増設した場合、パソコンに認識されないというトラブルが起こるケースが多いといわれています。このトラブルの原因は、ハードディスクの初期化が行われていないというケースが多いといわれています。

交換や増設で新しいハードディスクを使用するには、初期化をしなければパソコンに認識させることができません。しかし、市販で購入した外付けタイプであれば、ほとんどが初期化済みで販売されているので接続するだけで使用できます。

ですが、現在使用しているハードディスクを異なるOSのパソコンで使用する場合は、初期化していなければ認識されないので注意しましょう。

電源コードやケーブルが接続されていない

外付けタイプのハードディスクが認識されない場合、電源コードやパソコンに接続するケーブルがきちんと接続されていないケースが多いといわれています。単純なミスではありますが、以外と気づかずに「故障した」と勘違いする方も少なくありません。

しかし、このような原因であれば正しく接続することで使えるようになるので、買い替えや修理の必要はないでしょう。ですが、きちんと接続しても認識されない場合は物理的な故障や経年劣化が原因の可能性があります。

理論障害を起こしている

ハードディスクは故障していないものの、システムファイルやデータなどが破損する理論障害を起こしている場合も、パソコンに認識されない原因の1つとなっています。このような原因は人為的なミスが原因で発生するといわれているので、普段の使い方によって発生するトラブルだといえるでしょう。

この場合、ハードディスク自体は問題ないので、理論障害を改善することでパソコンに認識させることができます。とはいえ、不具合を起こしたパソコンの対処に不安を感じている方は、専門的な知識と技術を持ったプロの専門業者に相談することをおすすめします。

認識されないときにできる簡単な対処法

認識されないときにできる簡単な対処法

認識されない原因によっては専門業者への依頼が必要になることもありますが、自分でできる対処方も存在します。方法さえ知っていれば認識されないトラブルを解決することができるので、「あれ、おかしいな?」と感じたときにすぐ対処することができるでしょう。

ここでは、認識されないときにできる簡単な対処法についてまとめてみました。パソコンがハードディスクを認識しないトラブルで悩んでいる方は、ぜひ以下でご紹介する対処法を参考にしてみてください。

新品のHDDなら初期化をする

新品のハードディスクを使っている方は、認識させるために以下の手順・方法で初期化を行いましょう。

  1. 1.スタートメニューを右クリック
  2. 2.ディスク管理を選択
  3. 3.初期化するディスクを右クリック
  4. 4.デバイスの初期化を選択
  5. 5.GPTにチェックを入れてOKを選択
  6. 6.未割当を右クリックして新しいシンプルボリュームを選択
  7. 7.ウィザード開始画面で次へを選択
  8. 8.ドライブ文字の設定は初期値のまま次へを選択
  9. 9.必要であればボリュームサイズを設定して次へを選択
  10. 10.クイックフォーマットにチェックを入れて次へを選択
  11. 11.ウィザード完了画面が表示されたら完了ボタンを選択して完了

ハードディスクを初期化する手順は多いですが、チェックを入れる項目や設定する内容さえ知っていれば誰でもできる対処法なので、ぜひ試してみてください。

外付けタイプなら配線を確認する

外付けタイプのハードディスクが認識されない場合は、電源コードやパソコンと接続するケーブルの配線を確認してみてください。自分では抜き差しをしていない場合でも、何らかが原因でコードやケーブルが抜けてしまうことがあります。

接続されるべきものが抜けていると、当然パソコンは認識してくれないので、まずは配線状況を確認してみましょう。

ドライブ文字の割り当てを行う

初期化されている、またはきちんと配線されているハードディスクが認識されないときは、ドライブ文字を割り当てることでトラブルを改善することができます。割り当ての手順・方法は以下の通りとなっています。

  1. 1.スタートメニューを右クリックして管理を選択
  2. 2.コントロールパネルからディスク管理を選択
  3. 3.接続したハードディスクを右クリックしてドライブ文字とパスの変更を選択
  4. 4.任意のアルファベットを選んでOKを選択

ドライブ文字の割り当てだけであれば、少ない手順で設定することができます。初心者でも簡単に割り当てができるので、一度試してみてはいかがでしょうか?

自分で対処できないときは専門業者を利用しよう!

認識されないトラブルの原因にはさまざまなものがありますが、中には自分で対処できるものもあります。しかし、パソコンに詳しくない方や基本操作しか知らないという方の場合は、自分で対処法を試すのは不安に感じるものです。

そんなときは、プロの専門業者に一度相談してみてください。専門的な知識と技術を持ったスタッフが対応してくれますし、物理的な故障や寿命による故障にも対応してくれるので、お困りの方はぜひ一度利用してみてください。

パソコンの電源が突然落ちる原因と対処法まとめ

「使用中に突然電源が落ちてしまった…」パソコンを使っている方の中には、このような経験をされている方は多いでしょう。特に、仕事をしている最中にこのような症状が現れると、作業に支障をきたしてしまうのでとても困りますよね。

また、トラブルの原因がわからなければ対処したくても方法がわからないものです。そこで、今回はパソコンの電源が突然落ちる原因と対処法についてご紹介していきます。

原因によっては対処法が異なるので、まずはどのような原因があるのか、自分に当てはまる原因は何なのかを知ることが大切です。そして、原因に合った対処法を行えば、抱えていた問題を解決することができるでしょう。

使用中に電源が切れてしまう原因とは?

ここでは、パソコンの使用中に電源が切れる原因についてまとめてみました。パソコンの電源が急に落ちてしまうときには、大きく分けて4つの原因が考えられます。どの原因も長期的に利用しているパソコンであれば起こりうるものばかりなので、おそらくですがご紹介するいずれかの原因に当てはまるのではないでしょうか?

主な原因として考えられるのは、「電力不足・バッテリーの劣化」「熱がこもる」「部品の故障」「帯電」だといわれています。それでは、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

必要な電力が不足している、バッテリーが劣化している

電源が落ちる症状に悩む方に質問ですが、タコ足配線を使用してはいませんか?タコ足配線は大本のコンセントに差し込むことで、複数の電気製品を利用できる非常に便利なアイテムです。

しかし、コンセントの利用に比べてそれぞれに供給する電力が少ないため、パソコンをタコ足配線で利用していると電源が切れることがあります。特に、使用しているパソコンの消費電力が大きい場合はトラブルが頻発する可能性が高いでしょう。

また、ノートパソコンを使用している方の場合は、バッテリーの劣化が原因である可能性があります。劣化したバッテリーは電力の消耗が激しいので、100%に充電していてもすぐにバッテリー切れを起こしてしまいます。

本体内部に溜まったホコリが原因で熱がこもっている

パソコンは使用することで熱を発してしまうため、冷却機能として必ずファンが可動しています。というのも、パソコン内部は精密機器ばかりなので、内部の温度が高くなると熱暴走を引き起こしてしまいます。

そのため、冷却ファンによって熱を排出する仕組みとなっていますが、長期間使用しているパソコン内部にはホコリが溜まってしまい、上手く熱が排出されなくなっています。また、熱による故障を防ぐために内部の温度が一定値を超えると、強制的にシャットダウンされてしまうようです。

パソコンの部品が劣化によって故障している

内蔵されたハードディスクやマザーボードなど、パソコン内部の部品が劣化によって故障した場合も電源が切れる原因となっています。どんな機器にも寿命があるので、長年使用しているパソコンであれば部品の劣化・故障が原因の可能性が高いでしょう。

また、電源が落ちるだけでなくマウスやキーボードなどの動作不良を感じる場合は、メモリの故障が原因かもしれません。または、メモリと他の部品との相性が悪い場合も不具合を起こしてしまうので、周辺機器の動作不良がある場合はメモリを確認してみましょう。

長時間の利用で静電気が溜まり帯電している

パソコンを長時間使用していると、内部の部品が静電気を纏うことで帯電してしまいます。また、ホコリが溜まっていると静電気が発生しやすく、それによって帯電もしやすくなってしまうので、電源が切れるといった誤作動を起こすようです。

特に、空気が乾燥しやすい寒い季節にはこのような症状が起きやすいので、使用するとき以外は電源を切るようにして、帯電しない使い方を行いましょう。ちなみに、パソコンの使用中は短時間でも静電気は発生しています。

ですが、長時間~一晩放置していれば自然に放電されるので、特に問題なくパソコンを使うことができるでしょう。

電源が突然落ちてしまったときの対処法

電源が突然落ちてしまったときの対処法

パソコンを使っている最中に突然電源が落ちてしまった場合、早急に対処しなければならない状況もあるでしょう。そこで、ここでは電源が突然落ちてしまったときの対処法についてご紹介していきます。

ご紹介する対処法には初心者でも簡単にできるものや、パソコンに少し詳しい方であれば問題なくできる方法があります。トラブルに悩むパソコンを早急に改善させたい場合は、これからご紹介する対処法を参考にしてみてください。

電源プラグがしっかり刺さっているかを確認する

電源が突然落ちてしまう原因ではご紹介していませんが、使用中に電源プラグが抜けてしまっても同じような症状が起きてしまいます。例えば、足元近くにあるコンセントに差し込んでいる場合、足が当たって知らないうちに抜けかかっている状態になっている可能性があります。

または、何かのはずみで抜けてしまうこともあるので、初歩的な対処法としてまずは電源プラグの差し込みを確認してみましょう。しっかり刺さっているにも関わらず電源が落ちている場合は、以下でご紹介する対処法を試してみてください。

他にも、タコ足配線を使っている方は直接コンセントを利用することで十分な電力を供給できるので、電源が落ちる心配はなくなるでしょう。

内部に溜まった電気を放電させる

電源が落ちる、または電源が入らないという不具合が起きた場合、内部に溜まった電気を放電させることで改善できることが多いといわれています。

  1. 1.パソコンの電源を切る
  2. 2.周辺機器を全て取り外しておく
  3. 3.ディスプレイのケーブルを取り外す
  4. 4.電源プラグを取り外す

基本的な放電作業はこのような手順で簡単に行うことができます。ちなみに、ノートパソコンの場合はバッテリーも取り外す必要があるので、忘れないように注意してください。そのまま1~2分ほど放置すれば放電完了なので、再び取り外したものを接続して電源を入れれば問題なく使用できるようになるでしょう。

定期的にパソコンの掃除をする

長期間利用しているパソコンの内部には、知らいない間のホコリが溜まってしまい、帯電や熱がこもりやすくなる原因を作ってしまいます。そのため、トラブルなくパソコンを使うためにも、一度パソコンを分解して内部の掃除をしてみてください。

しかし、この対処法はパソコンに詳しくなければかえって故障を招く危険性があります。そのため、自分で掃除をする場合は分解方法や掃除の仕方など、手持ちのパソコンに合った正しい方法と手順を学んでから行いましょう。

メモリを新しいものへと交換する

電源が落ちるだけでなくマウスやキーボードの動作不良も同時に感じる場合は、メモリを交換することで改善できる場合があります。周辺機器の動作不良をともなう場合は熱暴走や機器の故障も考えられますが、メモリ単体の故障や他のパーツとの相性が悪い場合にも発生することがあります。

そのため、冷却ファンは正常に稼働していて電源が落ちる以外の不具合が感じられない場合は、メモリを新しいものへと交換することで改善することができるでしょう。しかし、この場合もパソコンの分解作業が必要になるので、正しい方法・手順を確認してから行うようにしてください。

専門行業者に相談する、部品交換を依頼する

これまでにご紹介した対処法の中には、「自分ではできないかもしれない…」というものもあります。そのような場合は、専門的な知識と技術を持ったスタッフが対応してくれる専門業者に相談してみてください。

機器の故障や不具合の改善など、パソコンのあらゆる問題を解決してもらうことができます。分解が必要な部品交換も依頼できるので、自分で対処できないときは一度専門業者に相談してみることをおすすめします。

原因に合った対処法を試してみよう!

原因に合った対処法を試してみよう!

電源が突然落ちてしまう場合には4つの原因が考えられますが、対処法を知っていればその場ですぐに改善することができます。しかし、方法によってはパソコンに関する知識が必要になるので、初心者やパソコンに詳しくない方が試すのはかえって危険です。そのような場合は専門業者に依頼することで安全に対応してもらえるので、不具合で困っている方は一度相談してみてください。

落下や水没も。よくあるデータトラブル5選と対策方法

「スマホを落としちゃった!」「PCに飲み物をこぼしてしまった」
落下や水没など、さまざまなことが原因で起きてしまうデータトラブル。この記事を読んでいるということは、今現状データトラブルに悩んでいる、または今後の対策として知識を身に着けたいという方ではないでしょうか?

そこで、今回はよくあるデータトラブルと対策方法についてご紹介していきます。予測できないデータトラブルを回避するためにも、これからご紹介することをぜひ参考にして、大切なデータをしっかりと守ってあげてください。

データトラブルの原因と対策法

データトラブルの原因と対策法

データトラブルは、「物理障害」「論理障害」の2種類が大きな原因といわれています。物理障害は落下・水没・機器の故障による障害、論理障害はデータの破損やウィルスによる障害のこと。どちらも予測できない障害なので、突然のデータトラブルに頭を抱える方は多いでしょう。

そんなときの対策法ですが、「自分でデータ復旧をする」「専門業者に依頼する」という2つの方法があります。それでは、それぞれの対策法を一つひとつご紹介していくので、データトラブルで困っている方は、ぜひ試してみてください。

自分でデータ復旧をする

データトラブルによって失ったデータを自分で復旧させるには、専用のデータ復旧ソフトが必要になります。ソフトには有料・無料の2種類がありますが、手軽にできる対策としては無料データ復旧ソフトがおすすめです。データ復旧ソフトは、論理障害によるデータトラブルの対策法になります。物理障害が原因の場合は、機器本体に問題があるため、どんな復旧ソフトを使っても意味がありません。また、復旧ソフトを使ってもデータを復旧できないことがあるので、その場合は専門業者に依頼すると良いでしょう。

専門業者に依頼する

データ復旧ソフトを使って解決できないときは、豊富な専門知識を身に着けた専門業者に依頼してみましょう。論理障害はもちろん、物理障害が原因でデータが消えてしまっても、専門業者であれば確実にデータ復旧を行ってくれます。パソコンやスマートフォンなど、機器を使うのは簡単ですが、何か起きたときの対策方法を詳しく知っているという方は少ないものです。「自分で対策して失敗したらどうしよう…」と不安に感じるなら、プロのスタッフが対応してくれる専門業者を利用してみてください。

よくあるデータトラブル5選

よくあるデータトラブル5選

ここでは、よくあるデータトラブルについてご紹介していきます。予測不能なデータトラブルは、誰もが一度は経験しているもの。どんなトラブルがあるのかを少しでも知っておけば、大切なデータを守る対策ができるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてください。

水の中に落としてデータが消えた

USBメモリーやデジタルカメラなど、小型機器のデータトラブルで多いのが水没です。ポケットに入れたまま、取り出すのを忘れて洗濯をしてしまい、データが消えてしまったというケースは多いようです。また、パソコンを使っているときに、近くに置いていた飲み物を誤ってこぼしてしまい、本体の故障が原因でデータが破損してしまうこともあります。このような水没によるデータトラブルが起きたときは、迷わず専門業者へデータ復旧の依頼をしましょう。

落下・転倒でメディアが壊れた

デジタルカメラやビデオカメラなどに多いのが、落下や転倒による物理障害です。落としたときの衝撃が原因で内部にダメージが加わり、HDDが破損することによってデータが消えてしまうことがあります。また、USBメモリーやメモリーカードなどの小型機器は、転んだ拍子に踏みつけてしまい、データが消えてしまうことも少なくありません。持ち運びに便利で使いやすい小型機器を使用するときは、取扱に十分注意しましょう。

間違ってデータを削除してしまった

よくあるデータトラブルの中には、故障によるものではなく、間違って自らデータを消してしまうケースもあります。この場合、すぐにデータの復旧作業を行えば、高確率で復旧することができます。しかし、データを消したことによって焦ってしまい、間違った対処をする方が多く、データ復旧ができないことが多いそうです。
この場合は、機器が故障しているわけではないので、正しい対処法さえ行えば問題ありません。データ復旧ソフトを使う、または専門業者に依頼して、消してしまったデータを復旧してみましょう。

パソコンを起動すると変な音がする

予期せぬデータトラブルで多いのは、パソコンを起動したときに変な音がする、または焦げ臭いニオイがするといった物理障害です。どんなものでも長期間使用していれば、劣化によって故障してしまうものです。物理障害によるデータトラブルは、専門業者に依頼することでデータを復旧できます。しかし、普段からデータのバックアップを取っておけば、突然パソコンが故障してしまっても、大切なデータを守ることができるでしょう。

パソコンがメディアを認識してくれない

外付けHDDやデジタルカメラなど、パソコンにメディアを接続しても認識してくれないのも、よくあるデータトラブルの1つです。ですが、メディアの再接続を繰り返すことで、パソコンが認識してくれることもあります。

この場合、機器の一部分が故障しているだけで、保存しているデータ自体には問題ないという可能性が高いです。安全にデータを再生・復旧させるのであれば、一度専門業者へ相談してみると良いでしょう。

データを復旧するならアドバンスデザイン!

データトラブルの対処法として専門業者をご紹介しましたが、依頼するのであればアドバンスデザインをおすすめします。個人ユーザーはもちろん、大手企業から公的機関のデータ復旧を行っていて、業界トップの人気を誇るデータ復旧専門業者です。高品質なサービスを提供してくれるので、データトラブルで困っている方は、ぜひアドバンスデザインを検討してみてはいかがでしょうか?

自分で消えたデータを復旧する注意点とデメリット

パソコンや記憶媒体で管理しているデータが消えた場合、専用の復旧ソフトの使用や基本性能として備わった機能によって復旧できる場合があります。しかし、「復旧したはずなのに完全に消えた」、「さっきまで存在していた他のデータまで消えた」というケースも少なくありません。

また、消えた原因次第では自分で復旧できず、何も知らずに作業を行っているとパソコンを故障させる場合があるので注意が必要です。今回は、自分でデータを復旧する注意点やデメリットについてまとめてみました。

データを復旧する際に知っておくべき注意点

データを復旧する際に知っておくべき注意点

ここでは、自分で消えたデータを復旧する際に知っておくべき6つの注意点をまとめてみました。ネット上では自分でできる様々な方法が紹介されていますが、パソコンの状態によっては復旧作業が故障を引き起こす原因になってしまうことがあります。

また、正常に作動しないパソコンで操作を続けていると、データを失うだけではなく、機器自体が故障してしまう危険性があるようです。そのため、作業を行う際はきちんと注意点を把握した上で行いましょう。

表示されたメッセージに安易に従わない

パソコン内で何らかのトラブル起きた場合、画面上にシステムの初期化やスキャンディスクなどの実行を促すメッセージが表示される場合があります。しかし、表示されたメッセージに安易に従ってしまうと、復旧できるものもできなくなることがあります。

ちなみに、初期化をした場合はパソコンを正常に起動できる状態に戻すことはできますが、消えたデータだけでなく保存している全データを消去することになります。またスキャンディスクの実行は初期化と同じくパソコンの状態を正常に戻す効果があります。

ですが、状態の回復に失敗するとかえって状態を悪化させる原因となり、復旧成功率が低くなってしまいます。ですので、トラブル発生時に表示されるメッセージに安易に従わないようにしてください。

新しいデータの保存・書き込みはNG

元々管理していたところにはデータが存在しなくても、保存していたという痕跡が残っている状態となっています。ですので、画面上からは消えているデータでも復旧することができます。

しかし、パソコンに詳しい方であれば知っているとは思いますが、ほとんどの方は「データがなくなった=パソコン内から消去された」と考える方が多いため、新しいデータの保存や書き込みを行っている方が多いようです。

ですが、痕跡が残った状態で新しいデータの保存・書き込みを行うと、消えたデータに上書きされるため、二度と取り戻せなくなります。存在するはずのデータが消えていた場合は、新しいデータを作るのではなく復旧作業を行いましょう。

システムの復旧をするとデータが完全に消える場合がある

Windowsのパソコンでは、基本性能として備わっている「システムを復旧する」という機能が利用できます。この機能は過去のシステムに戻すことができる機能で、データが消えるまでの状態にできる便利な機能となっています。

しかし、この機能を使うことでデータ領域が上書きされることがあるため、データの復旧ができない場合があります。この機能は復旧方法としてよく紹介される方法の1つですが、データを失う危険性もあるので、利用する際には十分な注意が必要でしょう。

むやみにパソコンの電源を入・切をしてはいけない

データが消えてしまう、または開けなくなってしまった場合、パソコンのシステムではなくHDD自体に障害が起きていることがあります。このような場合は物理障害を起こしている可能性が高く、そのままパソコンを使い続けているとHDDが故障してしまい、復旧作業ができなくなることがあるので要注意。

また、「パソコンの調子がおかしい」と感じているとき、電源の入・切を繰り返す方が多いようですが、これは状態の悪化やHDDが故障する原因になります。そのため、むやみにパソコンの電源の入・切を繰り返す行為は控えてください。

復旧ソフトを利用する際は正しい操作法を把握しておく

システムに不具合が起きている理論障害が原因の場合は、専用の復旧ソフトを使用することでデータを取り戻せます。ソフトには無料で利用できるさまざまなフリーソフトが存在しているので、ネット上で検索することで簡単にインストールできます。

しかし、復旧ソフトによって備わっている機能や操作方法、対応しているOSなどが異なります。そのため、目的に合った機能を持つソフトの使用や、正しい操作法を把握していなければ復旧できないので、作業を行う前に必ず確認しておきましょう。

何らかの衝撃によってデータが消えたときは業者に相談

パソコンや記憶装置など、データを保存している機器に何らかの衝撃が加わると、データトラブルを引き起こしやすくなります。というのも、データを記憶しているHDDは精密機器なので、物理的な衝撃を与えることで故障してしまうからです。

この場合、パソコンの使用を続けることで症状が悪化してしまい、データ復旧が難しくなる、または復旧不可能となる場合があるので注意が必要です。衝撃を加えたことでデータを失ったかもしれないと思ったときは、パソコンの使用を中断して専門業者に相談することをおすすめします。

自分でデータ復旧をするのはデメリットが多い

専門業者に依頼する費用が掛からず、フリーソフトを使えば無料で利用できるのが、自分で復旧作業を行う大きなメリットです。しかし、自分で行う場合はデメリットも多いことを知っていますか?

自分で復旧作業ができるのは、誤ってデータを削除してしまった、または理論障害が原因のときだといわれています。ですが、物理障害が原因の場合は専門業者でなければ復旧不可能なので、全てのデータトラブルを解決できないといったデメリットがあります。

他にも、使用ソフトによって操作性や復旧成功率などが異なるため、確実にデータを取り戻せるといった保証がありません。また、過去に復旧作業を行ったことで他のデータまで失ったというケースもあるので、自分で行う復旧作業にはリスクを伴うといえるでしょう。

確実にデータを復旧するなら専門業者に依頼してみよう

確実にデータを復旧するなら専門業者に依頼してみよう

消えた原因やパソコンの状態によっては自分で復旧作業を行えますが、上記でもご紹介したようにリスクを伴う可能性があります。そのため、失ったデータを確実に復旧させたいと考えるのであれば、専門業者に依頼することをおすすめします。

専門的な知識と技術を身に着けたスタッフが対応してくれますし、さまざまな原因や障害によって消えしまったデータを高確率で復旧してもらうことができます。また、復旧の依頼は郵送も可能となっているので、わざわざ業者まで持っていく手間を省くこともできますよ!

自分で復旧できればいつでも復旧可能といった利便性はありますが、確実に取り戻せるという保証がありません。ですので、大切なデータを確実に取り戻すことを優先される方は、一度プロの専門業者を利用してみてください。

無料で修理!データ復旧に使えるフリーソフト5選

「知らない間にデータが消えていた」「大事なデータだったのに間違えて消してしまった」
パソコンを使っている方であれば、このようなデータトラブルに悩むことがあるでしょう。しかし、データ復旧業者に依頼すると、症状が軽ければ数万円の費用でデータを復旧することができますが、重症の場合は約20~50万円と高額な費用が必要になってしまいます。

そこで、今回は無料でデータ復旧をすることができるおすすめのフリーソフト5選をご紹介していきます。万が一データが消えてしまっても、自分ですぐに復旧することができるので、無料で失くしたデータを取り戻したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

データ復旧に使えるフリーソフトって?

データ復旧に使えるフリーソフトって?

データ復旧に使えるフリーソフトは、論理障害によってデータが開けなくなった、またはデータを間違って削除しまった場合に使用できる便利なソフトです。ネット上で検索してダウンロードするだけなので、誰でも簡単に利用することができます。

しかし、パソコン本体から聞き慣れない音がなっている、パソコンの起動中に焦げ臭いニオイがする場合は、自分で復旧作業を行わないでください。この場合は物理障害を引き起こしていることが多く、データを保存しているHDDに問題があるため、データ復旧ソフトを使ってもデータを復旧することができないので注意が必要です。

また、物理障害が起きている状態で無理にデータ復旧作業を行ってしまうと、状態をさらに悪化させてしまいます。最悪の場合は専門業者に依頼しても、大切なデータを復旧することができなくなってしまうので注意してください。

フリーソフトを使うメリット・デメリット

フリーソフトを使うメリット・デメリット

データ復旧に使えるフリーソフトなら、失くしたデータを自分ですぐに復旧できます。例えば、翌日必要になる仕事のデータが消えてしまった場合、その場ですぐにデータ復旧作業が行えるので、仕事に支障をきたす心配がありません。短時間で早急にデータを復旧できるので、1つダウンロードしておけば、突然データが消えてしまったとしても、慌てる心配がないことがメリットとなっています。

しかし、データ復旧に使えるフリーソフトは、論理障害によるデータ復旧のみに対応していて、物理障害によって消えたデータを復旧することができません。どんな状況でも使えるソフトではなく、物理障害のパソコンでデータ復旧を行うと、復旧できたはずのデータを壊してしまう可能性があることがデメリットとなっています。

無料で使えるデータ復旧ソフトは、正しく使えばとても便利なソフトです。なぜデータが消えてしまったのか、パソコン自体に異常はないのかを十分に確認して利用すれば、問題なく使用することができるでしょう。

データ復旧に使えるフリーソフトでできること

データ復旧に使えるフリーソフトでできること

フリーソフトを使ってできるデータ復旧の内容は以下の通りとなっています。

  • ・間違って消したデータの復旧
  • ・開けなくなったデータの復旧
  • ・突然消えてしまったデータの復旧
  • ・拡張子をCHKファイルで保存したデータの復旧

データ復旧に使えるフリーソフトでは、これらのようなデータを復旧することができます。しかし、データトラブルが起きたときにデータを移動させる、ゴミ箱の中身を空にしないように注意してください。データに関わる操作をしてしまうと、新しい情報を上書き保存される、復旧したいデータを消してしまう原因となり、何をやっても復旧できない状況になってしまいます。

データを間違って消した、突然データが消えてしまったという場合は、むやみにデータを操作するのではなく、データ復旧ソフトを使って目的のデータを復旧させてください。また、データ復旧作業は、使用するソフトによって難しい操作を求められる場合があります。フリーソフトを使って初めてデータ復旧を行う方は、正しい操作方法を把握しておくことをおすすめします。

データ復旧に使えるおすすめフリーソフト5選

データ復旧を初めて行う場合、「どんなソフトを使えばいいの?」と悩んでしまう方は多いのではないでしょうか?そんな方のために、データ復旧に使えるおすすめのフリーソフト5選をご紹介します。これからデータ復旧を行う方はもちろん、万が一に備えてデータ復旧ソフトを持っておきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

Recoverit

Windows・Macの両方に対応している無料データ復旧ソフト「Recoverit」。復旧できる拡張子ファイルの種類が多く操作方法が簡単なので、データ復旧を初めて行う方でも使いやすいフリーソフトです。さらに、わかりやすい日本語表記なので、操作中に悩む心配もないでしょう。

失ったデータのスキャン機能を使って、目的のデータを復旧することができます。この時点でスキャンできなくても、さらに詳細なデータのスキャンを行ってくれるので、目的のデータを復旧することができます。2種類のスキャン機能が備わっているので、さまざまなデータの復旧ができる便利なデータ復旧ソフトを求めている方は、ぜひ一度使ってみてください。

PCに衝撃を与えない・起動させない

PCが正常に起動しないからといって、叩く・揺するなどの衝撃を与えないでください。衝撃によって状態が悪化してしまい、症状がひどくなります。また、障害のあるPCを起動させるのも、症状悪化の原因となるので注意しましょう。

Recovery Wizard

間違って消してしまったデータはもちろん、勝手に消えてしまったデータや外付けHDDのデータ復旧ができる「Recovery Wizard」。無料体験版と有料版の2種類がありますが、体験版は有料版を同じ機能性になっているので、まずは体験版を使ってみてはいかがでしょうか?

データ復旧ソフトには外付けHDDに対応しているものと、対応していないものがあります。保存データが多い方は外付けHDDを利用している方が多いので、そういった方はぜひこちらのフリーソフトを利用してみてください。

DiskDigger

HDDやUSBメモリなど、さまざまなデバイスに対応した無料データ復旧ソフト「DiskDigger」。思い出の写真や動画、好きな音楽など、豊富な種類のデータ復旧が可能となっています。

初めて使用される場合は検出したデータはリスト表示になっていますが、サムネイル表示にも切り替えることができます。そのため、目的のデータをすぐに見つけることができるので、使いやすデータ復旧ソフトを探している方にはおすすめです。

FreeUndelete

余計な表示が一切なく、スッキリとした見た目で使いやすい無料データ復旧ソフト「FreeUndelete」。大切なデータを間違って消してしまったときに使えるフリーソフトとなっていて、データ復旧ソフトとしても有名なソフトです。

失ったデータを検出し、目的のデータを復旧できるのかを3段階に分けて確認してくれます。データを単体で復旧することはもちろん、フォルダごと復旧することもできるので、実用的なデータ復旧ソフトを利用したい方は、一度こちらのフリーソフトを使ってみてはいかがでしょうか?

Wondershare データリカバリー

自分で消してしまったデータはもちろん、突然消えてしまったデータも復旧できる無料データ復旧ソフト「Wondershare データリカバリー」。間違って消したデータのスキャン機能に優れていて、さまざまなデータやファイルを検出することができます。

こちらのフリーソフトはWindowsだけでなく、Macにも対応しているので、誰でも使いやすいデータ復旧ソフトとなっています。また、パソコン内のデータだけでなく、携帯電話や音楽プレイヤーなどのデータ復旧にも対応しているので、利便性の高いフリーソフトを求めるなら、こちらのデータ復旧ソフトをダウンロードして使ってみてください。

確実にデータ復旧をするなら専門業者に依頼しよう

確実にデータ復旧をするなら専門業者に依頼しよう

データ復旧に使えるフリーソフトを使えば、自分ですぐにデータを復旧することができます。しかし、フリーソフトを使ってもデータを復旧できない、物理障害で自分ではどうにもできないという場合もあるでしょう。そんなときは、専門のデータ復旧業者に依頼してみてください。

専門的な知識を持ったスタッフがデータ復旧作業を行ってくれるので、ほぼ確実の目的のデータを復旧することができます。もし専門業者を利用するなら、実績豊富で信頼できる「アドバンスデザイン」を利用してみてください。質の高いデータ復旧サービスを行っていて、急ぎの場合は即日対応も行ってくれます。故障の診断やお見積りも無料ですので、データ復旧に困っている方はぜひ依頼してみてください。

無料で消えたデータを復旧する方法

「保存していたはずのデータがなくなっている」「間違って削除してしまった・・・」など、普段からパソコンを利用されている方であれば、このようなデータトラブルで困ったという経験はありませんか?

人によっては専門業者に依頼して有料で復旧してもらった、有料の復旧ソフトを購入して取り戻したという方も多いでしょう。しかし、データの復旧はお金を使うことなく、無料で行えることを知っていますか?

今回は、消えてしまったデータを無料で復旧する方法を、OS別やスマートフォン・タブレットなどの復旧方法をまとめています。現在データトラブルで悩んでいる方、または万が一に備えて知識を身に着けておきたい方は、ぜひこちらの記事を最後まで読んでみてください。

Windowsで復旧する方法

Windowsで復旧する方法

プライベートやビジネスでの利用者が多いWindowsですが、基本的な操作は知っていても復旧方法を知らないという方は多いようです。そんなWindowsのパソコンには、大きく分けて3つの復旧方法があります。

どの方法も無料かつ自分でできる方法となっているので、突然データが消えてしまってもすぐに対応することができるでしょう。それでは、Windowsのパソコンで復旧する3つの方法について、一つひとつ見ていきましょう。

まずはデスクトップ上にあるごみ箱を確認

保存していたデータが消えていたとき、多くの方は何らかのトラブルによって削除されていると考える方は多いのではないでしょうか?しかし、データが消えてしまう最も多い原因として、間違って削除してしまったというケースが挙げられています。

そのため、データが消えていることに気づいたときは、まずデスクトップ上にある「ごみ箱」を確認してみましょう。削除されたデータはパソコン上から消去されるのではなく、一度ごみ箱へと移動しています。

消えたと思っていたデータがごみ箱の中にあれば簡単に復旧できるので、復旧ソフトを使ったり専門業者に依頼したりといった手間や費用をかけずに済むでしょう。

システムを過去の状態に戻してデータを復旧する

Windowsにはシステムを過去に戻す機能が搭載されています。つまり、データが消える前の状態へと戻すことができるので、失ったデータを取り戻すことが可能になります。この方法を使用する場合は、以下の手順で行うことができます。

  • ・コントロールパネルから「システムとセキュリティ」を選択
  • ・「システム」を選択して「システムの保護」を選択
  • ・システムの保護のタブから「システムの復旧」を選択
  • ・画面上の指示に従って進み「完了」を選択

シンプルな手順で誰でも簡単に行えるので、初めて復旧作業を行う方でも操作に困ることはないでしょう。しかし、一度システムの復旧を開始すると中断することができないので、過去になかった大切なデータをパソコンに保存している方は注意が必要です。

フリーソフトを使ってデータを取り戻す

上記のような方法で復旧を行ってもデータを取り戻せない場合は、専用のフリーソフトを使ってみてください。フリーソフトなので無料で利用できますし、インターネットで検索するだけで簡単にインストールすることができます。

ちなみに、フリーソフトの性能は有料ソフトをほぼ同じようなソフトも存在するため、安全にデータを復旧できます。しかし、ソフトによって特徴や細かい機能などが異なるので、自分の目的に合ったフリーソフトを選びましょう。

Macで復旧する方法

OSが異なれば搭載されている機能や復旧方法が異なるので、Macを利用している場合は上記の方法でデータを復旧することができません。そのため、Macを使用されている方は使用しているパソコンのOSに合った復旧方法を知っておく必要があります。

ここでは、Macで消えたデータを復旧する方法を2つご紹介していきます。どちらも無料かつ自分でできる方法なので、知っておけばデータが消えてしまった、またはデータが消えていることに気づいたときに復旧できるでしょう。

標準で搭載されているデータの履歴機能を使う

Macには標準機能として「Time Machine」が搭載されています。この機能を使用する場合は外付けタイプの記憶装置が必要になりますが、簡単にデータを復旧することができます。

また、この機能はパソコン内のシステムを過去の状態に戻す仕様になっていて、Time Machineの機能を有効する必要があります。準備が整ったらTime Machineを起動して復旧したいシステムを選択して、「復旧」を選択すれば完了となります。

難しい操作は一切なく誰でも簡単にできる復旧方法なので、データトラブルでお困りの際は一度試してみてはいかがでしょうか?

Mac対応のフリーソフトを使って復旧する

上記の方法で復旧できない場合は、Windowsパソコンと同じくフリーソフトを使った方法で復旧できます。しかし、Macに対応しているソフトが少なく、機能性が劣るものが多いといわれています。

ですが、以下のフリーソフトは人気が高く、機能性にも問題ないおすすめのソフトとなっています。

  • ・万能データ復旧!F or Mac・・・利用者が多く人気の高いMac専用の復旧ソフト
  • ・ータリカバリー・・・内蔵・外付けに限らずさまざまなデータの復旧が可能

これらのソフトは無料で利用できるので、現在データトラブルで困っている方はもちろん、万が一に備えておきたい方にもおすすめの復旧ソフトとなっています。

1つインストールしておけばいつでもデータ復旧が可能なので、ぜひ利用してみてください。

スマホやタブレットのデータも無料で復旧できる

スマホやタブレットのデータも無料で復旧できる

データ復旧はパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでも行うことができます。そのため、間違って大切なデータを削除してしまったとしても、復旧方法さえ知っていれば取り戻すことができるでしょう。

そんなスマートフォンやタブレットのデータ復旧には、上記でご紹介したような復旧ソフトを使用するため、必ずパソコンが必要になります。あとは端末とパソコンを接続してソフトを起動させ、消してしまったデータを復旧するだけといった簡単な操作となっています。

復旧ソフトによって操作方法が異なるので、作業を行う際には事前に操作方法を確認しておく必要があります。また、ソフトによって対応しているデバイスが異なるので、目的に合ったソフトを選んでインストールしましょう。

データの保存や管理、復旧はクラウドストレージがおすすめ

データの復旧ですが、OSを問わずトラブルの原因によっては無料で復旧できない場合もあります。そのため、大切なデータの保存や管理にはクラウドストレージの使用がおすすめされています。また、間違ってデータを削除した際の復旧も簡単にできるので、とても便利な記憶媒体といえるでしょう。

そんなクラウドストレージですが、規定のデータ容量内で使用すれば無料で利用できますし、ストレージ内で管理しているデータはパソコンやスマートフォンなど、さまざまなデバイスからアクセスできます。つまり、データの共有が可能になるので、外出先やビジネスなどでの利用におすすめでしょう。

また、使用するクラウドストレージによって異なりますが、比較的に簡単な操作方法でデータの復旧が可能となっています。復旧ソフト不要でデータを取り戻せるので、万が一大切なデータが消えてしまってもすぐに対応することができるでしょう。

また、クラウドストレージはインターネット上でデータを保存・管理できる記憶媒体なので、データトラブルを引き起こす可能性が低いといわれています。ビジネスやプライベートを問わず便利に活用できるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?

【徹底比較】使えるクラウドバックアップサービス5選

パソコンを仕事やプライベートで使っている方に質問ですが、データのバックアップはきちんと取っていますか?パソコンに保存しているデータは、誤って自分で削除してしまうこともあれば、パソコン本体が故障してしまいデータが消えてしまうこともあります。

そんなときのためのバックアップなのですが、システム上のトラブルが起きてしまうと、バックアップを取っていても、データを回復することが難しいことがあります。そんなデータトラブルを解決してくれるのが、「クラウドバックアップサービス」です。

しかし、クラウドバックアップサービスにもいくつかの種類があるため、「どれを利用すればいいの?」と迷ってしまう方は多いでしょう。そこで、今回は使えるクラウドバックアップサービスについてご紹介していきます。

クラウドバックアップサービスって?

クラウドバックアップサービスって?

「クラウドバックアップサービス」とは、大切なデータをクラウド(ネット上のサーバー)にバックアップを取ることで、データを保管してくれるサービスのことです。パソコンには基本機能としてバックアップ機能が備わっていますが、パソコン自体が不具合を起こしてしまっては意味がありません。

しかし、クラウドバックアップサービスを利用すれば、クラウド上でデータを保存しているため、パソコンが壊れてしまってもデータの復旧が可能です。さらに、他のパソコンやスマートフォンなど、インターネットを利用できる端末があれば保管しているデータへアクセスすることもできます。

また、仕事で利用される場合は共有ファイルとして利用することもできるので、法人向けのクラウドバックアップサービスもあるそうです。セキュリティも高く安心して利用できるだけでなく、データを社員と共有できる便利なサービスとして知られています。

クラウドバックアップサービスの注意点

クラウドバックアップサービスの注意点

大切なデータを確実に守ってくれるクラウドバックアップサービスは、使用する上でいくつかの注意点があります。ここでは、クラウドバックアップサービスを利用するときの注意点についてまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

利用料金と容量

利用料金と容量

クラウドバックアップサービスを利用する場合、料金が発生します。また、データを保存する容量によって料金が異なるため、自分がどれくらいのデータを保存したいのかを事前に把握しておくことが大切です。データ容量を把握しておかなければ、「容量が足りなくて使えなかった・・・」なんてことにもなりかねないので注意しましょう。

また、クラウドバックアップサービスの利用料金は、利用するサービスによって異なります。そのため、事前に保存したいデータ容量を知っておくと料金を比較して選ぶことができるでしょう。料金が高いから容量が多い、安いから容量が少ないというわけではないので、サービスを利用する前にはしっかりと下調べをしておくことをおすすめします。

データの共有と管理

クラウドバックアップサービスは、保存したデータを共有できる便利なサービスです。そのため、個人でデータを保存しておくだけではなく、仕事で社員とのデータ共有を目的に利用されている方もいます。

しかし、大切なデータを自分以外の人と共有する場合、きちんとしたデータの管理が大切です。信頼できる相手にだけデータを共有する権限を与えることで、大切なデータをしっかりと守ることができるでしょう。

バージョンごとの管理

クラウドバックアップサービスを利用してデータを管理する場合、データを編集する度にデータが上書き保存されることになります。しかし、保存するデータによっては上書きされる前のバージョンで保存そしていたデータが必要なこともあるでしょう。

そんなときのためにも、利用するクラウドバックアップサービスは、バージョンごとにデータを管理できるところを選ぶことが大切です。バージョンごとにデータを管理することができれば、必要ないと思ってデータを消してしまっても、簡単にデータの復旧が行えるでしょう。

おすすめのクラウドバックアップサービス5選

クラウドバックアップサービスにはさまざまなものがありますが、初めて利用される方の場合は、どれを使えばよいのかと悩んでしまうものです。そんな方のために、ここではおすすめのクラウドバックアップサービス5選をご紹介していきます。法人から個人までが利用できるサービスをまとめてみたので、クラウドバックアップサービスの利用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

One Drive for Business

Microsoft Office社が提供しているクラウドバックアップサービス「One Drive for Business」。普段からMicrosoft Officeのソフトを利用している方は、操作がしやすいといわれているため、使い勝手の良いサービスでしょう。保存したデータはバージョンごとに管理できるため、必要なデータを瞬時に取り出すことができます。

ファイルを転送するときはデータの暗号化や、共有ファイルに閲覧制限が設定できるため、セキュリティ面もしっかりとしているサービスとなっています。また、データ紛失を防止する機能がついているため、万が一データを消してしまっても安心です。

Direct Cloud Box

セキュリティの高さと共有のしやすさが特徴的なクラウドバックアップサービス「Direct Cloud Box」。法人向けとしておすすめされているサービスとなっていて、データ管理の負担を軽減することができます。利用料金は定額制で、データを共有できる人数は無制限となっています。低コストで利用できるクラウドバックアップサービスなので、仕事で利用される方にはとてもおすすめです。

また、100GBの「ベーシックプラン」、300GBの「スタンダードプラン」、1TBの「ビジネスプラン」、3TBの「プレミアムプラン」など、使用する容量に合わせて選べるプランとなっています。100GBから選べるので個人で利用することもできますが、仕事で大量のデータを管理する場合は、目的に合わせてプランが選べるのは嬉しいですね。

セキュアSAMBA

データへのアクセス制限を細かく設定できるクラウドバックアップサービス「セキュアSAMBA」。読み取り専用やアクセス拒否などの共有しているユーザーやグループ別に設定できるので、安心して利用できるサービスです。

また、アクセスのあったファイルや接続しているユーザーのログを確認できるので、いつ誰がどのファイルを使用したのか把握できる機能がついています。また、クループ機能がついているので、仕事で利用される方におすすめです。

Dropbox

無料分のストレージ容量で十分活用できるクラウドバックアップサービス「Dropbox」。最近ではDropboxを利用する方が増えているほど人気の高いサービスとなっていて、個人で利用するなら無料の範囲内で問題なく活用できます。

シンプルな操作性で使いやすく、設定をすればスマートフォンからでもデータにアクセスできるので、外出先でも利用できます。また、スマートフォンからもデータの保存ができるため、とても使い勝手の良い便利なサービスとなっています。

Google Drive

Googleが提供するシンプルな操作が特徴的なクラウドバックアップサービス「Google Drive」。データの共有がとても簡単で、Gmailアドレスを追加するだけで許可された人はデータを閲覧することができます。

また、Googleドキュメントで作成したファイルは容量に使用されないため、使い方によってはたくさんのデータを管理することが可能です。Android端末であれば、専用のアプリをダウンロードすることで、外出先でもスマートフォンから簡単にアクセスできます。

クラウドバックアップサービスでデータを守ろう!

クラウドバックアップサービスでデータを守ろう!

クラウドバックアップサービスは、クラウド(インターネット上)でデータを保存・管理できるため、万が一パソコンが壊れてしまっても、データをなくす心配がありません。また、データの共有ができるため、個人で利用する方であればパソコンとスマートフォン、仕事で利用される方は自分と社員などで利用できます。セキュリティ面もしっかりとしているので、安心して利用できるでしょう。

【パソコン関連】無料で修理や復旧が難しい故障ケース

プライベートや仕事などでパソコンを使っている方は多いと思いますが、何かしらが原因となりデータを失ったという経験はありませんか?最近では無料で使用できるデータ復旧ソフトを使用することで簡単に復旧できますが、障害・故障の原因によっては無料で改善することが難しいケースもあります。

今回は、そんなパソコン関連の情報として知っていきたい無料で修理や復旧が難しいケースについてまとめてみました。どういった症状が現れると修理・復旧が難しいのか、どうすれば大切なデータを取り戻せるのかなどをご紹介していきます。

また、無料で修理・復旧できないときの対策法についてもご紹介していきます。現在データトラブルでお困りの方、またはトラブル時の対策法を知っておきたいという方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

無料で修理や復旧が難しいケースとは?

無料で修理や復旧が難しいケースとは?

パソコンの使用中に「間違ってデータを消したしまった」「保存していたはずのデータがない」など、このようなトラブルで困ったという経験はありませんか?そんなとき、トラブルの原因によっては無料データ復旧ソフトを使用することで、大切なデータを復旧することが可能です。

ですが、故障やトラブルの原因によっては自分では対処できず、無料ではどうすることもできません。また、場合によっては大切なデータを完全に失う可能性もあるので、パソコンの不調を感じた際は注意が必要です。

物理障害は無料で復旧できない

パソコンのデータが失われる原因として、「理論障害」「物理障害」の2つがあります。理論障害はパソコンの操作ミスによって引き起こす場合が多いといわれています。そして、この障害によって消えてしまったデータは、ネット上からインストールできる無料データ復旧ソフトを使うことで復旧が可能となるケースが多いです。

一方、物理障害はパソコン自体の故障や内部の部品が破損していることを意味しています。原因としてはパソコンの寿命や衝撃が加わったことによって障害を起こしてしまい、無料で修理や復旧を行うのは難しいです。

ムリにパソコンを操作するとデータ復旧が不可能になる

物理障害によってパソコンの調子が悪い状態のときですが、ムリに操作を行っていると症状が悪化してしまい、データの復旧率が低下してしまいます。そうなると、有料で修理やデータの復旧を行っても、大切なデータを取り戻すことができなくなるでしょう。

しかし、専門業者なら有料で修理や復旧の依頼が可能です。ですが、ムリに操作を行って症状が悪化している状態では専門業者でも復旧が困難になるので、元の状態に戻すことができるとはいい切れません。

障害や故障の原因が不明の場合のデータ復旧は難しい

無料で修理や復旧を行う場合、まずトラブルの原因が不明のままでは適切な対処を行うのは難しいといえるでしょう。上記でご紹介した2つの原因はそれぞれで改善方法が異なりますし、間違った方法では症状の悪化、または完全に故障させてしてしまう場合もあります。

そのため、パソコン関連にあまり詳しくない方であれば、現状の改善は難しいのではないかと考えられます。また、ネット上では本体や部品を解体する方法が紹介されていますが、故障の原因になるので専門業者への相談、またはメーカーへの問い合わせをおすすめします。

無料で修理・復旧が難しい6つの故障原因

無料で修理・復旧が難しい6つの故障原因

無料で修理・復旧が難しいと思われる場合には、以下のような症状が現れるといわれています。

  • ・パソコンに何らかの衝撃を与えてしまった
  • ・使用中にコゲたような臭いがする
  • ・電源は入るがOSが起動せず使えない
  • ・HDDがパソコンに認識されない
  • ・データの書き込み速度が遅く感じる
  • ・画面上にエラーメッセージが出る

これら6つの症状は、物理障害によって現れる故障のサインです。このような症状が現れた場合は、無料で修理・復旧が難しく専門業者でなければ改善できません。または、お使いのパソコンのメーカーへの修理を依頼する必要があるので、症状の度合いによって費用は異なりますが、料金が発生することになります。

ちなみに、MacパソコンやHDDの容量、NASの修理・復旧を依頼する場合、高度な専門的技術が求められるため費用が高くなる可能性があります。また、依頼する業者によっても費用が異なるので、依頼をされる際はまとまったお金を準備しておく必要があるでしょう。

無料で修理・復旧作業ができないときの対策法

現在はパソコンの調子も快適でデータもしっかりと管理できていても、いずれは寿命によって壊れてしまう、または何らかが原因となってさまざまな障害が現れることがあるでしょう。では、このような状況になったとき、どのように対処することが適切なのでしょうか?

ここでは、無料で修理や復旧ができないときの対処法についてご紹介していきます。仕事で使用するパソコンや大切なデータをどうしても復旧したい場合、有料でも良いと考える方は多いはずです。そのような方は、以下でご紹介する3つの対処法を参考にしてみてはいかがでしょうか?

故障だと思った時点でパソコンの使用を中止する

パソコンが故障していると感じた場合は、その時点で使用をすぐに中止して、パソコンの電源をOFFにしておきましょう。上記でもご紹介したように、故障しているパソコンをムリに操作していると症状の悪化や修理・復旧不可能な状態になってしまいます。

そのため、故障だと思ったときはすぐに使用を中止して、負荷をかけないようにしておきましょう。また、パソコン関連に詳しく原因を判別できる場合は、適切な対処を行うことで症状の悪化を防ぎ、データの復旧率を下げないようにしておきましょう。

メーカーに修理を依頼してパーツを交換してもらう

パソコンが故障している場合は、メーカーに問い合わせることで修理を依頼できます。故障しているパーツを修理、または交換してくれるので、パソコンを快適に使用できるようになるでしょう。

しかし、メーカーに修理を依頼する際ですが、パソコンの初期化を求められることが多いです。「バックアップを取っている」「データは消えても構わない」という場合であれば良いのですが、データ復旧も同時に行いたい方にはおすすめできません。

データの復旧を最優先に考えるなら専門業者に依頼する

消えたデータをどうしても取り戻したいという方は、専門業者にデータ復旧の依頼を行ってみてはいかがでしょうか?パソコンの修理は行っていませんが、大切なデータを高確率での復旧が可能です。

また、専門業者であれば復旧が難しい物理障害でもデータを復旧できるので、大切なデータの復旧を最優先で考えるのであればおすすめです。自宅から専門業者まで足を運ぶことが難しい場合は、パソコンを郵送することができるので、地域を問わず利用できる便利なサービスですよ!

修理・復旧が難しい場合は専門業者やメーカーに相談しよう

故障の原因が物理障害だった場合は、無料での修理・復旧は難しいので、メーカーや専門業者へ依頼する必要があります。しかし、メーカーへの修理依頼はパソコンを初期化する必要がありますし、専門業者への依頼はデータ復旧のみとなっています。それぞれで受けられるサービス内容が異なるので、確実に復旧したいという方は、有料ではありますが専門業者への依頼をおすすめします。

SSDとHDD、どちらが安全?使い分ける方法を紹介します

従来のパソコンにはHDDの採用が主流でしたが、最近ではスペックの高いSSDを採用した製品を見かけることが増えています。しかし、その分SSDは価格が高くなっているので、手軽に使用できるHDDは現在でも根強い人気を誇っています。

そんなSSDとHDDですが、それぞれにはさまざまな違いがありますが、使い分けることで快適に使用することができることを知っていますか?今回は、そんなSSDとHDDを上手に使い分ける方法についてまとめてみました。これから購入する、またはどちらも持っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

ここが違う!SSDとHDDの違いまとめ

ここが違う!SSDとHDDの違いまとめ

どちらもデータの読み書きが行える記憶媒体であることは共通していますが、内蔵されている機器や機能性などに大きな違いがあります。それぞれを上手く使い分けるのであれば、まずはどのような違いがあるのかを把握しておかなければなりません。

ここでは、そんなSSDとHDDの違いについてまとめてみました。使用している方の中には具体的な違いについて知らない方も多いと思いますので、まずはどういった違いがあるのかについて、一つひとつ見ていきましょう。

内蔵されている記憶装置

それぞれの機器では、内蔵されている記憶装置が異なります。SSDの場合は、記憶装置に半導体メモリが使用されていて、わかりやすくいうとUSBメモリやSDカードと同じような仕組みで作られています。

内部の基盤には複数の半導体メモリが接続されていて、部品自体は小さいものの、たくさんのデータを読み書きすることが可能となっています。また、内部の構造的に本体のサイズがとてもコンパクトになっていて、HDDに比べて重量が軽いといった特徴を持っています。

HDDの場合は、記憶装置に磁気ディスクと磁気ヘッドが使用されていて、磁気によってデータの読み書きを行う仕組みとなっています。まるでCDのようなディスクにデータを保存することができて、大容量のデータを長期間保存・管理ができるのが特徴です。

データを読み書きする速度

SSDはHDDに比べて、データの読み込みや書き込み速度が高速で行えます。そのため、使用中にストレスを感じることがなく、作業効率が良いことで人気を集めています。その理由は、内蔵されている記憶装置が関係していて、磁気ディスクよりも半導体メモリの方が圧倒的な速度で使用できるようになっています。

耐衝撃・発熱・駆動音などの機能性

機能性ではHDDよりもSSDの方が優れていて、衝撃に強く故障の原因となる発熱が少なくなっています。また、駆動音が発生しないためとても静かですし、少ない電力で使用できるといわれています。

それに比べてHDDは衝撃にとても弱く、ぶつけたり落としたりすることですぐに故障してしまいます。内蔵された磁気ディスクは熱に弱いため、発熱によって機器の寿命を縮めてしまうそうです。

さらに、HDDは起動するとモーター音が発生するため、人によっては駆動音が気になるというデメリットがあります。消費電力も大きいので、機能性で考えるならSSDの方がおすすめといえるでしょう。

管理するデータの安全性

保存したデータを管理する面でいえば、安全性が高いのはHDDだといわれています。そもそもHDDは大量のデータ管理ができるといったメリットがありますし、万が一データが紛失してもデータ復旧が簡単に行えます。

というのも、SSDが故障した場合のデータ復旧はHDDに比べて困難だといわれているため、安全性に劣っているといわれています。しかし、HDDは物理的な衝撃が加わると故障しやすい機器でもあるので、取り扱いには十分な注意が必要です。

容量と価格

さまざまな面でSSDの方がHDDを上回っているのですが、容量の対する価格がとても高くなっています。また、SSDを大容量化する取り組みが行われていないため、使用している方の中には物足りないと感じることもあるでしょう。そのため、利用者の多くはHDDを選ぶ傾向が強く、現在でも根強い人気を誇っています。

作業効率を高めるならSSDがおすすめ

スムーズに使えて作業効率を高めたいという方は、SSDの使用がおすすめです。保存容量はHDDに比べて劣りますが、容量の大きな画像・動画・音楽といったデータを高速で書き込むことが可能です。

さらに、駆動音が発生せず静かな環境で作業を行えるので、動画編集をされる方や仕事で集中されたい方にはピッタリの機器といえるでしょう。また、機能性も高いので、耐衝撃や消費電力を気になれる方にもおすすめです。

膨大なデータを長期間保存するならHDDがおすすめ

膨大なデータを保存したい、長期間データを管理したいという方は、HDDの使用がおすすめです。保存容量が大きく、なおかつSSDよりも安価で購入できるので、データの保存・管理を目的としている方にはピッタリの機器といえるでしょう。

また、万が一故障した際でも、データ復旧が行えますし、SSDに比べて安全かつ簡単にデータを抽出することが可能です。仕事での利用はもちろん、プライベートで思い出の写真や動画を保管したい方はHDDの方がおすすめです。

どっちも使いたい!それぞれを使い分ける方法は?

どっちも使いたい!それぞれを使い分ける方法は?

ここでは、SSDとHDDを上手く使い分ける方法についてご紹介していきます。これまでの内容から、それぞれの違いや特徴、どういった目的を持つ方におすすめなのかについてご紹介してきましたが、中には「どっちも使いたい!」と考える方もいるでしょう。

使い分けができればより効率良く利用できますし、1つの機器を長く使うのに比べて機器にかかる負担を減らすことができるでしょう。そうすることで機器を長持ちさせることもできるので、ぜひ参考にしてみてください。

起動や読み込みにはSSDを使用する

データの保存容量が少ないSSDはスピーディな動作が行える特徴を持っているので、起動や読み込み専用として使用すると良いでしょう。サクサクと作業を進められますし、時間のかかるアプリのインストールも高速で行えます。

また、データの読み書きもHDDに比べて高速で行えるので、作業に対してストレスを感じません。そのため、使い分けを行うのであれば、起動や読み込み専用としてSSDを利用してみてください。

大量のデータ管理にはHDDを使用する

起動やデータの読み書きが遅いHDDは、データの保存容量がとても大きいという特徴を持っています。そのため、使い分けを行うのであれば、大量のデータ管理を行うときに使用すると良いでしょう。

画像や動画など、容量の大きなデータをたくさん保存できますし、長期間管理することも可能です。さらに、万が一データトラブルが起きても、HDDであれば比較的データ復旧が簡単に行えます。大切なデータを長期間保存される場合は、ぜひHDDを利用してみてはいかがでしょうか?

それぞれを使い分けることで機器の寿命を伸ばせる

どんな機器でも使用することで劣化するため、いつかは寿命を迎えてしまいます。1つの機器を使い続けるよりも、目的に合った機器を必要なときだけ使用して入れば、かける負担が少なくなるため寿命を伸ばすことができるでしょう。

大切なデータを確実に守るなら「オンラインストレージ」

今回はSSDとHDDの違いや使い分けの方法についてご紹介してきましたが、どちらもいずれは寿命によって壊れてしまうため、データのバックアップが必要になります。そこでおすすめするのが「オンラインストレージ」です。

ネット上のストレージでデータを管理することが可能ですし、SSDやHDDと比べて安全性が高いといわれています。有名な「Dropbox」なら使い方も簡単ですし、仕事で利用する際もファイルを共有できるのでとても便利です。

データのバックアップ先としても活用できるので、大切なデータを確実に守りたいという方は、一度利用してみてはいかがでしょうか?

HDDやSSDのデータ復旧でお困りの方はこちら

SSDを認識しなくなる原因とすぐできる対処法まとめ

処理速度が速くて耐久性に優れている記憶媒体「SSD」。最近では外付けタイプも販売されているので、効率よく快適な作業を行うために利用している方は多いでしょう。しかし、いつものように使おうとしたとき、突然認識しなくなるトラブルが起きる場合があります。

機器の中には思い出となる動画、お気に入りの音楽、仕事で使用する重要なデータなど、大切なデータを管理していると思いますが、それらが使用できなければ困るという方は多いはずです。

そこで、今回はSSDを認識しなくなる原因と、その場ですぐにできる対処法についてご紹介していきます。現在、認識されないデータトラブルで困っている方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

認識されないよくある原因とは?

認識されないよくある原因とは?

SSDが認識されない原因にはさまざまなものがありますが、以下でご紹介しているものがよくある原因だと言われています。この状態を改善するにはまず原因がわからなければ適切な対処ができません。それでは、認識されない原因にはどのようなものがあるのか、一つひとつ見ていきましょう。

そもそもPCに接続されていない

このようなトラブルで最も多い原因といわれているのが、そもそもSSDとパソコンが接続されていなかったというものです。パソコンに接続されていなければ認識のしようがないので、当然使用することができません。

ちなみに、正しく接続されていればSSD本体の電源ランプが点灯するので、簡単に接続状態を確認できます。しかし、接続していると思い込んでいる場合が多いので、単純なミスが原因ですが故障したと勘違いする方が多いと言われています。

接続端子がサビついている

しっかりと接続されているのに認識されない場合は、接続する部分の端子がサビついている可能性があります。金属が使用されている接続端子は、使用年数が長くなると劣化が原因でサビてしまいます。

そのため、サビが原因で接続不良を起こしてしまうため、突然認識されなくなることがあると言われています。また、パソコンのUSBポートが汚れている場合も接続不良を起こしてしまいます。

ちなみに、何度か抜き差しを行うことで認識される場合があります。しかし、やりすぎてしまうとUSB端子やポートを傷つけてしまう可能性があるので、過度な抜き差しは控えましょう。

未初期化の機器を使用している

新しいSSDを使用する場合、基本的に購入後は接続するだけで簡単に使用できる仕組みになっているのですが、場合によっては認識されないこともあります。これは、SSDの初期化が行われていないことが原因となります。

おそらく、このような状況であれば初期不良だと考える方が多いと思いますが、本当の原因は故障ではなく未初期化の場合が多いです。しかし、場合によっては本当に初期不良の可能性もあるので、初期化をしても使用できない場合は購入したお店やメーカーに問い合わせてみると良いでしょう。

パーティションが壊れている

これまでにご紹介した原因に該当しない場合は、パーティションが壊れている可能性があります。このような状態になる原因として考えられるのは、ウイルス感染や操作ミスだと言われています。

パーティションはパソコンがSSDを認識するために必要なソフトウェアです。しかし、壊れてしまっては当然認識されないので、普段からウイルス対策を行い誤操作に注意する必要があるでしょう。

何らかが原因でドライブ文字が消えている

SSDをはじめとする記憶媒体は、ドライブ文字と呼ばれる(G:)や(F:)などの記号のようなものが表示されます。これは、複数のドライブ(記憶媒体)を接続した場合、それぞれを判別するためにつけられている文字のことです。

しかし、何らかが原因でドライブ文字が消えてしまうことがあり、そうなるとパソコンが認識してくれなくなります。昨日まで何事もなく使えていたはずのSSDが認識されず、ドライブ文字が消えている場合は、ウイルス感染や機器の故障などのトラブルが発生しているかもしれません。

SSDが故障している

SSDが故障している場合も、認識されない原因の1つになります。パソコンに内蔵されている機器や接続機器などは、人間と同じように寿命があります。使用年数が長く寿命を迎えた機器は故障してしまうため、突然認識しなくなることがあるようです。

また、故障となるとデータを取り出すことができなくなるため、大切なデータを保存している場合はデータ復旧が必要になるでしょう。そのため、対策として普段からデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。

すぐにできる簡単な対処法

すぐにできる簡単な対処法

これまでの内容から、SSDが認識されなくなる原因についておわかりいただけたと思います。そして、それぞれの原因によって適切な対処法が異なるので、どのような方法があるのかを知っておくと急なトラブルにも対応できるでしょう。

ここでは、すぐにできる簡単な対処法を5つまとめてみました。ご紹介した原因の対処法をご紹介しているので、現在トラブルで困っている方はぜひ参考にしてみてください。

接続状態を確認する

認識されないときに最も多い原因はパソコンと機器が接続されていないこと。そのため、まずは接続状態を確認することが大切です。単純なミスですが認識されないときに多いパターンなので、パソコンに機器がしっかりと接続されているのか、電源ランプは点灯しているのかを確かめておきましょう。

接点復活剤を使ってみる

接続不良を起こしている場合は、「接点復活剤」を使用することで改善できる場合があります。接続端子の汚れをキレイに落としてくれますし、普段から使用していれば酸化を防ぐ効果が期待できます。

また、接点復活剤は摩擦によるダメージを軽減させる効果もあるため、劣化防止の効果もあるのでとてもおすすめです。定期的に使っているだけでトラブルの対策ができるので、持っていない方は購入しておくと良いかもしれませんね!

初期化を行う

購入したばかりのSSDが認識されない場合は、初期化を行うことでトラブルを改善できます。初期化を実行するとパーティションの作成が行われるため、きちんと認識されるはずです。ちなみに、初期化方法はWindowsとMacとでは手順が異なるので、事前に調べておくと良いでしょう。

パーティションの復旧ソフトを使う

パーティションが壊れていることが原因であれば、復旧することで認識されない症状を改善できます。復旧には専用のソフトを使用する必要があるので、事前に準備しておくことをおすすめします。

また、専用の復旧ソフトは消えたドライブ文字を新たに指定することが可能です。ドライブ文字が消えていることが原因の場合にも活用できるソフトなので、1つ持っておくと役に立つでしょう。

ウイルス対策を行う

ウイルスは機器のトラブルの原因になるものの1つなので、SSDの認識以外にもさまざまな不具合を引き起こす可能性が高いです。そのため、対処ではなく対策になりますが、安全に使用するためにもウイルス対策はしっかりと行っておきましょう。

どうしても認識されないときは専門業者へ!

ご紹介した対処法を試しても認識されないという場合は、パソコン関連のプロである専門業者に相談してみましょう。豊富な専門知識を持っていますし、さまざまな原因に対する対処法を教えてもらうことができます。1人で悩んでいても解決できないので、困ったときは専門業者を利用してみてください。

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