HDD、RAID、NAS、SSD、サーバーのデータ破損や消滅で困ったら、 データ復旧比較ガイドでデータ復旧会社の情報をチェック!
信頼できるデータ復旧業者を徹底的にリサーチしました。
失敗しないデータ復旧ガイド
本当に信頼できるデータ復旧会社を徹底比較

クリーンルームは重要?その理由と保有しているデータ復旧企業は?

データ復旧を行う場合は整った設備の中で行う必要があるので、多くのデータ復旧業者では「クリーンルーム」を完備しています。そんなクリーンルームですが、データ復旧を行う環境としてどのような重要性があるのでしょうか?

今回は、クリーンルームが重要となる理由についてご紹介していきます。また、クリーンルームを保有しているデータ復旧業者もご紹介しているので、データ復旧の依頼を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

クリーンルームの重要性と設置する理由

クリーンルームの重要性と設置する理由

どんなデータ復旧業者でも必ずクリーンルームが完備されていて、その中で復旧作業を行います。そんなクリーンルームにはいくつかの種類がありますが、中には病院の無菌手術室と同等の設備を保有する業者もあります。

そんなクリーンルームはデータ復旧を行うにあたって重要な設備となっているのですが、なぜ必要とされているのでしょうか?ここでは、クリーンルームを保有する重要性と設置する理由についてご紹介していきます。

クリーンルームとは?

クリーンルームは医療機関に設置された設備というイメージが強いですが、精密機器を取り扱う環境にも必要な設備となっています。クリーンルームの中は空気中の微細なホコリや塵、微生物やウイルスなど排除して、機器や衣類などへの付着を防止するための設備です。

データ復旧業者ではデリケートな精密機器を取り扱っているので、ほとんどの業者ではクリーンルームを保有しています。ちなみに、入室する際は入り口にエアーシャワーを通過して衣服についたホコリを落とすため、内部への侵入を防ぐことができます。

そのため、常に清潔な環境を保つことができるので、機器へのホコリの付着を防止することができるそうですよ!

微細なホコリは機器の故障に繋がる

HDDは精密機器で作られた機器なので、物理的な衝撃を加えてしまうと故障してしまいます。また、物理的な衝撃でなくても内部の部品はとてもデリケートなので、微細なホコリが付着しても故障の原因になってしまいます。

データ復旧業者では機器の修理を行う際に、機器を分解して復旧作業を行うこともあります。そのため、お客さんから預かった機器に問題が起きないよう、適切な作業環境としてクリーンルームが重要となっています。

安全に復旧作業を行うためにもクリーンルームは重要

上記でもご紹介しましたが、クリーンルームは復旧作業中に起こる機器の故障を防ぐために重要な設備です。復旧できたはずのデータがホコリ1つで故障してしまうと、大切なデータを完全に失ってしまうことになります。

そのため、データ復旧業者は安全にデータを復旧させるために、必ずクリーンルームを完備しているといわれています。小さなホコリは肉眼では確認できないので、気付かないうちにHDD内部に付着してしまいます。

精密機器は目に見えないホコリでも付着することで大きなダメージを追ってしまいます。そのため、最適な環境の中でしっかりと内部を確認しながら作業をするためにも、クリーンルームは必須の設備だといえるでしょう。

クリーンルームを保有しているデータ復旧業者

クリーンルームを保有しているデータ復旧業者

ほとんどのデータ復旧業者であれば必ずクリーンルームを保有しています。しかし、データ復旧業者を利用したことがない方は、どの業者を選べば良いのかと悩んでしまうことでしょう。

そこで、ここではクリーンルームを保有しているおすすめのデータ復旧業者を5つご紹介していきます。設備はもちろんですが、利用者からの評判も良く信頼できる業者をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

ロジテック

データ復旧率が高い高く、パソコンや周辺機器の有名メーカーでもある「ロジテック」。データ復旧の実績も豊富ですし、お客さんにもわかりやすい説明や丁寧な対応が評判のデータ復旧業者です。

品質の高いサービスを提供しているので、初めて利用される方でも安心してデータ復旧を依頼できるでしょう。また、依頼後の初期診断や見積もりの発行は無料で行ってくれるので、気軽に相談することができます。

さらに、料金は成果報酬制なので、復旧できなかった場合の費用は無料なので、安心して利用できるおすすめの業者だといえるでしょう。

A1データリカバリー

5万件という豊富な実績を持っている「A1データリカバリー」。高度なデータ復旧技術と高いセキュリティを完備しているので、信頼性のあるデータ復旧業者となっています。ちなみに、在籍するスタッフの多くは元HDDの設計経験を持つ方が多いので、復旧成功率が高いといわれています。

また、機器の障害レベルによって異なりますが、軽度であれば即日対応も可能となっています。「大切なデータが消えていた」「仕事で使うデータを間違って削除してしまった」など、データトラブルの原因はさまざまです。

自分でデータ復旧ができない方や急ぎでデータを復旧してほしいという方、一度こちらのデータ復旧業者を利用してみてはいかがでしょうか?

日本データ復旧サービスセンター

24時間365日いつでも対応してくれる「日本データ復旧サービスセンター」。クリーンルームはもちろんのこと、高いセキュリティで徹底した管理を行っているので、安心して依頼できるおすすめの専門業者です。

個人から法人だけでなく、企業や研究機関からの依頼も受けている業者なので、信頼性も高いといえるでしょう。データ復旧に対応しているメディアも豊富なので、パソコンだけでなくSDカードやUSBメモリなどのデータ復旧も依頼できます。

さらに、こちらでは早急にデータ復旧が必要な方向けに、即日納品が可能な「特急サービス」を提供しています。障害レベルを問わず早急に対応してくれるので、急を要する方はぜひこちらのデータ復旧業者を利用してみてください。

Buffalo(バッファロー)

メーカーが公式でデータ復旧サービスを提供している「Buffalo(バッファロー)」。パソコンの周辺機器の研究から販売までを手掛けているメーカーなので、復旧技術や専門的な知識などのノウハウをしっかりと身に付けています。

また、自社製品のデータ復旧依頼であれば、無料で対応してくれるというサービスも行っています。無料対象になる条件はありますが、マッチしていればお得にデータ復旧を依頼できるので、Buffalo製品を利用されている方にはとてもおすすめです。

他社製品のデータ復旧の場合は一律固定料金制となっているので、復旧後に追加料金が発生する心配はありません。費用面でも安心して利用できる業者なので、データ復旧の依頼を検討している方は、こちらを利用してみてはいかがでしょうか?

アドバンスデザイン

日本で初めてデータ復旧サービスを展開しているとして有名な「アドバンスデザイン」。創業から長い歴史を持つ古いデータ復旧業者ですが、技術面においては常に最先端を求めている専門業者です。

清浄度の高いクリーンルームを完備していますし、国際規格ISOを取得しているためセキュリティ面も万全です。また、データ復旧費用は他社と比べて基本的に安価となっているので、誰でも依頼しやすい業者だといえるでしょう。

初期診断や見積もりの発行も無料ですし、費用によっては無料でキャンセルすることも可能なので、データ復旧で悩んでいる方は一度相談してみてはいかがでしょうか?

クリーンルームを保有しているデータ復旧業者

データ復旧を行う機器の全ては精密機器なので、肉眼では確認できないホコリ1つでも故障に繋がってしまいます。お客さんの大切なデータを安全に復旧させるために必要な設備なので、全てのデータ復旧業者が保有しているといっても過言ではないでしょう。依頼する際には復旧作業が必要な機器を預ける必要がありますが、整った設備で対応してもらえるので安心して依頼することができるでしょう。

アドバンスデザインは安い?他社の費用と徹底比較してみた

パソコンのHDDが故障してしまったとき、自分で復旧できない場合は専門の業者に依頼する必要があります。しかし、データ復旧業者といってもさまざまな会社があるので、どこに依頼すれば良いのかと迷ってしまう方は多いでしょう。

また、データ復旧の費用は障害レベルによって異なるので、少しでも安い業者を利用したいものです。そんなデータ復旧業者の中でも「アドバンスデザイン」は費用が安いといわれていますが、実際はどうなっているのでしょうか?

そこで、今回は費用が安いといわれるアドバンスデザインと他社の費用を比較してみました。費用が安いだけでなく、業者の特徴などについてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

アドバンスデザインの特徴と評判

アドバンスデザインの特徴と評判

データ復旧業者の中でも有名な「アドバンスデザイン」ですが、利用したことのない方であれば知らない方も多いでしょう。また、名前は知っていてもどのような業者なのかを知らないという方も少なくありません。

そこで、ここではアドバンスデザインの特徴や評判についてご紹介していきます。どのような業者であるのかはもちろん、実際に依頼する場合は利用者からの評判も気になるものです。それでは、特徴や評判について一つひとつ見ていきましょう!

業界でも歴史の長いデータ復旧業者

アドバンスデザインは業界の中でも歴史の長い業者となっていて、1995年からサービスを提供している日本初のデータ復旧業者です。歴史の長い業者なので実績も豊富ですし、技術面においてもトップクラスだといわれています。

また、業界でも歴史の長いので、専門的な知識やさまざまな事例、データ復旧に関するノウハウなどが豊富といった特徴を持っています。さらに、常に最先端の知識と技術を学ぶ姿勢を持っている業者なので、信頼できるデータ復旧業者として人気を集めています。

総合的な評価が高く信頼できる

データ復旧業者に限ったことではありませんが、利用者にサービスを提供する企業はそれぞれで細かいサービス内容が異なります。そして、アドバンスデザインは他社と比較してもデータ復旧費用やサービス内容など、総合的な評価が高いので多くの利用者から信頼されている専門業者となっています。

ちなみに、データ復旧費用は標準レベルとなっていますが、自社では対応できず他社で問題を解決できた場合は、利用者に5万円を支払うといったキャンペーンを行っています。このようなサービスはデータ復旧に自信を持っているだけでなく、高い技術力を持っているからこそできるサービスです。

また、依頼の際に預かったパソコンには大切なデータが保存されているので、安心して利用してもらえるようにセキュリティ面に力を入れています。最近ではデータ流出などのニュースを多々見かけることがありますが、このような専門業者であれば安心してパソコンを預けることができるでしょう。

障害レベルが低ければ即日対応してくれる

軽度の障害レベルであれば即日対応してくれるので、突然パソコンが故障してしまったときにはおすすめのデータ復旧業者となっています。ちなみに、実際に復旧作業を行う前には初期診断を行いますが、基本的には結果が出るまでに約2~3日の期間が必要になります。

しかし、障害レベルが低く、なおかつ急ぎの場合は早急に対応してくれますよ!しかし、どんな専門業者でも障害レベルが高くなると、依頼からデータ復旧完了までにある程度の期間が必要になります。

場合によっては数週間もの期間が必要になる可能性もあるので、まずはデータ復旧の相談を行ってみると良いでしょう。

成果報酬型なので利用者のリスクが少ない

アドバンスデザインでは初期診断や見積もり作成は無料となっているため、誰でも気軽に相談することができます。また、見積りを作成してもらい明確な費用が確定して想像以上の高額な費用が発生する場合は、無料で依頼をキャンセルすることができます。

さらに、依頼後にもしもデータ復旧ができなかった場合は、完全成果報酬なので返却時の送料以外は全て無料となっています。障害レベルによっては約20万円もの高額な費用が必要になるので、このようなサービスであれば利用者のリスクが少なく安心して利用できるのも人気の1つとなっているようです。

データ復旧業者の費用比較ランキング

データ復旧業者の費用比較ランキング

有名なデータ復旧業者はたくさん存在していますし、発生する費用もそれぞれで異なります。利用者としてはサービスの質が高く、低コストで依頼できる業者を利用したいと考える方は多いでしょう。

そこで、ここでは人気が高く評判の良い有名なデータ復旧業の費用を比較してみました。業者の特徴や費用なども紹介しつつランキング形式でまとめているので、データ復旧の依頼を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

5位:日本データ復旧サービスセンター

個人や法人を問わず豊富な依頼実績を持っている「日本データ復旧サービスセンター」。24時間365日いつでも対応しているので、急なデータトラブルが起きた際にはおすすめの業者だといえるでしょう。

費用は成果報酬型となっているので、復旧できなかった場合は一切の料金が発生しません。初期診断や見積もり作成は無料ですし、費用に関する相談も受け付けているので、依頼前でも気軽に相談することができるでしょう。

しかし、データ復旧費用は他社と比べて少し高めとなっていて、パソコンであれば軽度の障害レベルで約7万円からとなっています。同じ障害レベルでも安い費用で対応してくれる業者も存在するので、予算を気にされる方は他の業者にも見積りの相談をしてみてはいかがでしょうか?

4位:ロジテック

約90%以上の高いデータ復旧率で有名な「ロジテック」。利用者の一人ひとりにスタッフが担当してくれて、依頼からデータ復旧完了までしっかりと責任を持って対応してくれます。また、パソコンや周辺機器の大手メーカーとして長い歴史を持っていて、技術面にも定評のある人気のデータ復旧業者となっています。

復旧費用は成果報酬型となっているので、万が一データ復旧ができなかった場合は費用が発生することはありません。実績も個人や法人を問わず豊富なので、安心して利用することができるでしょう。

しかし、利用者の口コミでは復旧費用が高いという意見が挙がっていたので、場合によっては高額な費用が必要になる可能性があります。予算を超える費用が発生する場合は、他の業者の利用を検討した方が良いかもしれませんね。

3位:Buffalo(バッファロー)

メーカー公式の出た復旧サービスを提供する「Buffalo (バッファロー)」。外付けHDDの復旧ではシェア率が高く、自社製品だけでなく他社製品のデータ復旧にも対応しています。また、専門的な知識や技術、実績なども豊富なので安心して利用できるデータ復旧業者だといえるでしょう。

費用は一律固定料金制となっているので、復旧後に追加料金が発生する心配がありません。さらに、自社製品であれば無料でデータ復旧を依頼することもできるので、Buffaloを利用している方にはおすすめの業者です。

しかし、「自社製品のデータ復旧依頼」「製品の保証期間内」「軽度の障害レベル」といった条件にマッチしていなければ通常の費用が発生します。そのため、Buffalo製品を利用している方でこちらの業者を利用する場合は、これらの条件に当てはあるのかを事前に確認しておく必要があるでしょう。

2位:A1データリカバリー

5万件のデータ復旧実績を持つ「A1データリカバリー」。安心して依頼できる高セキュリティや高度な技術で信頼性があり、対応スピードも高いと評判のデータ復旧業者となっています。

スタッフの中には元HDDの設計者が在籍しているので、データ復旧の成功率が高いといわれています。費用は成果報酬型となっているので安心して利用することができるでしょう。また、障害レベルによっては即日から対応してくれるので、急ぎの場合でもすぐに復旧してもらうことができるでしょう。

しかし、多くの業者では公式ホームページで最低費用を掲載していますが、こちらでは紹介されていませんでした。そのため、利用する場合は見積りを出す必要があるので、利用する際は一度お問い合わせを行ってみてください。

1位:アドバンスデザイン

さまざまなデータ復旧業者ランキングで1位を獲得している「アドバンスデザイン」。他社に比べて復旧費用が安く、質の高いサービスに定評のあるデータ復旧業者です。最短1日から対応してくれますし、長い歴史を持っているので信頼できる業者となっています。

費用は成果報酬型となっていて、初期診断や見積り作成は無料となっています。見積作成後の依頼キャンセルも無料なので、確定した費用によって依頼するかを選ぶことができますよ!

費用が安く場合によっては魅力的なサービスを受けられる可能性があるので、データ復旧の依頼を検討している方はぜひこちらを利用してみてはいかがでしょうか?

データ復旧を依頼するなら「アドバンスデザイン」

アドバンスデザインは他社と比較して復旧費用が安く、高度な技術や安心して依頼できるサービスを提供しています。費用が安い業者は信用できないところが多いですが、アドバンスデザインは創業からの長い歴史がありますし、実績も豊富なので安心して利用できます。

また、セキュリティ面もしっかりとしているので、大切なデータを保存していても安心してパソコンを預けることができるでしょう。現在データ復旧で困っている方や今後利用を考えている方は、ぜひアドバンスデザインを利用してみてください。

秘密保持契約書(NDA)とは?信頼できるデータ復旧会社の見分け方

なかなか聞き慣れない言葉「秘密保持契約書」。秘密を保持すると考えれば、なんとなくイメージが付くという方もいるでしょう。もちろん取引先と秘密保持契約書を交わしている方も少なくはありません。データ復旧と言うのは個人的な情報、プライバシーに関わるデータを扱う仕事です。そんな大切なデータを預けるからには、誰だって信頼できる業者を選びたくなります。

秘密保持契約書は「手に入れた情報を他の人には教えませんよ」というルールを定めるもの。データ復旧会社を見分ける上で、重要なポイントとなりますので、しっかり覚えていきましょう。

秘密保持契約書(NDA)ってどんなもの?

秘密保持契約書は「秘密を教えるけど、他の人には言わないでね」という約束を結ぶものです。大手企業や官公庁などのデータを復旧することもある復旧会社。もちろん取り扱っているメディアの中には、重要なデータが入っているものもあります。他の人にばらすような業者だと、安心して依頼もできません。そんな情報漏えいを防ぐために、秘密保持契約書が結んでいます。「企業のデータはわかるけど一般人からしたらどこも同じじゃないの?」そう考えてしまう人もいるでしょう。

しかし、家族の写真が入っているデータを流出されたら、もしかすると悪用する人が出てくるかもしれません。家計簿ソフトのデータが流出すれば、お家の経済状況や貯蓄がばれてしまうことも。誰だって依頼するときには、安心できる業者を選びたいものでしょう。データ復旧業者を選ぶときには個人が依頼するときでも、秘密保持契約書を交わせる業者を選んでください。

データ復旧業者の多くが秘密保持契約書を結ぶ

基本的にデータ復旧を行う業者であれば、秘密保持契約書を結ぶもの。と言うのも、個人・法人を問わず、誰だって入っているデータは見られたくはありません。ましてや情報漏えいをされてしまうと、大損害を受けてしまうことも考えられます。依頼する側の気持ちを考えてみると、秘密保持契約書を結ばない業者には依頼したくないでしょう。

例えば、知らない人に「中に入っているものは一切取りませんから財布を見せてください!」と言われていても、誰だって見せたくはないもの。お金を取られるかも知れないですし、免許証を知らない人に見せたくないでしょう。個人情報が入っているデータであれば、なおさら信頼できる業者にしか依頼できません。復旧の依頼件数が減ってしまうため、どんな業者でも秘密保持契約書を結んでいます。

逆に秘密保持契約書を結ばないということは、データを悪用したいです!と取られてしまいます。業者からしても、万が一のトラブルを避けるために秘密保持契約書は重要なもの。余計なトラブルを避けるためにも、ちゃんと秘密保持契約書を結べる業者を選んでみてください。

秘密保持契約書を結ぶ業者を選ぶだけではNG

みなさんは秘密保持契約書を結ぶものの、適当な対応しかしない業者に依頼したいでしょうか? 誰だってNOと答えるでしょう。大切なデータ復旧を依頼するからには、誰だってできる限り確実に復旧くれる業者を選びます。あくまで秘密保持契約書は最低限の条件と考えておいてください。

例えば、体調が悪くて病院に行って検査を受けたとして考えてみましょう。病気の原因や症状がわかったのに、適切な処置をしてくれない病院には行っても意味がありません。それと同じで、ちゃんとデータ復旧を行ってくれる業者選びこそが大切になります。

データ復旧業者は「実績」「対応速度」「セキュリティ」を重視

実際にデータ復旧業者を選ぶのなら、まずは実績を重視して見てください。数多くの実績を持っている業者は、それだけ経験と信頼を積んできたことになります。もちろん件数だけではなく、大手業者や官公庁の実績を持っている業者は信頼できる業者です。それだけの技術力を持っている証拠とも言えるでしょう。

もちろん実績だけではなく、対応速度も重視すべきポイントとなります。時間がかかっても確実に戻したいデータがあるなら、時間をかけたほうがいいでしょう。しかし、大切なデータが消えたのなら、1秒でも早く復旧してくれる方が助かります。そのため、データ復旧業者を選ぶのなら、対応速度は少しでも早いところを選ぶべきです。

また、万全なセキュリティ体制を取っている業者を選ぶことも重要。あなたのデータが盗まれました!なんて言われては困ります。セキュリティが整っている業者じゃないと、秘密保持契約書を結ぶ意味もありません。そのため、大切なデータを依頼するなら、セキュリティ対策が整った業者に選んでください。

秘密保持契約書を結ばない業者には気を付けて!

優れた技術力や設備を持っていたとしても、秘密保持契約書を結ばない業者とは依頼しないでください。大切なデータを流出されてしまっては、データ復旧をした意味がありません。秘密保持契約書を結ぶ業者の中で、より優れた技術力や実績を持っているところを選ぶのがベストです。

みなさんもデータ復旧業者に依頼するときは、秘密保持契約書を結んでいるかは確認しておきましょう。その上で、あなたが信頼できる業者を選んでいってください。

データ復旧会社3つを独自技術など特徴別に紹介!

「ハードディスクは壊れるものと心得よ。」私はそう教えられてきました。

最近はDropboxやGoogle Driveなどのクラウドストレージを業務用に使うことも増えていますが、機密性の高いデータは、やはり自社のファイルサーバーやNASに保管したいという企業も多いかと思います。
そうなると、考えておくべきなのはやはり、対策ですね。

遠隔地へのバックアップやRAID構築など、障害が発生した場合の対策は皆様しておられると思いますが、壊れるときには壊れてしまう。それがハードディスクです。
ディスクの物理障害に備えてRAIDを組んでいても、複数のディスクが同時に物理障害を起こして途方に暮れた、という話も聞きますね。
単なる論理エラーならば、無償の復旧ツールでサルベージできるかもしれません。
でも通常業務をこなしながらの復旧作業は大変ですし、代替品の手配やサーバ復旧スケジュールの周知など、他にもやらなければならないことはたくさんありますよね。
それにハードディスクの破損など、物理的なトラブルからの復旧経験のある方は、それほど多くないのではないかと思います。

ご自身でデータ復旧を試みるのも良いですが、専門のデータ復旧サービスに依頼してしまうのも、トータルコストを考えた場合は良策ではないでしょうか。ここでは実績があるデータ復旧サービスをいくつかピックアップし、それぞれの特徴についてご紹介したいと思います。

データ復旧業界のパイオニア「アドバンスデザイン株式会社」

https://www.a-d.co.jp/

まずご紹介するのは、日本で初めてデータ復旧サービスを開始したという「アドバンスデザイン株式会社」です。1995年からということですので、実に20年以上の実績です。まさにデータ復旧の「老舗」ですね。大手企業や公官庁の復旧事例も多いので、安心して依頼できます。

対応可能なディスクもパソコン搭載のハードディスクだけではありません。外付けディスクやSSD、USBメモリ、SDカード、またCDやDVDなどの光学メディアからの復旧にも対応しています。

他にもNAS、RAIDなどのストレージ技術からの復旧や、データセンターのような大規模システムのデータ復旧も行っているようです。

データの論理障害ならば、ツールを使って自分でも復旧できないこともありません。しかし物理障害や、RAIDシステムの故障などから復旧するには、専門の知識と技術が必要です。
優れているのは知識や技術だけではなく、設備も優れています。アドバンスデザイン株式会社では、チリや埃に弱いハードディスクの分解や修理を行う際に、最高レベルの洗浄度「クラス100」を誇るクリーンルームを使用しています。

また、アメリカのデータ復旧サービス「Seagate Recovery Services」と技術提携をしているとのことですので、技術力は相当高いと思われます。

アドバンスデザイン株式会社では、データ復旧を行う前に、いったん別メディアにコピーしてから検証と復旧を試みるそうです。

データ復旧後には持ち込んだ破損メディアを返却してもらえます。またデータ復旧時にコピーした作業用のデータは、作業完了時に完全に消去しているそうですので、情報漏えいの心配もありません。もちろん希望すれば、持ち込んだ壊れたディスクも、国際規格に準じたデータ消去技術により完全にデータを消去してから廃棄してくれます。

初期診断と見積は無料で、Webサイトのフォームから依頼できます。しかも「完全成功報酬制」なので、データ復旧ができなかった場合は費用が発生しないとのこと。安心して依頼できますね。

データ復旧の「老舗」と呼ぶにふさわしく、確かな技術力をもち、信頼のおける復旧会社です。どこに依頼するか迷ったらまず「アドバンスデザイン株式会社」に依頼してみるのがよいでしょう。

周辺機器メーカーによる安心復旧サービス「バッファロー株式会社」

http://buffalo.jp/products/catalog/storage/recovery/

次にご紹介するのは、家庭用のハードディスクや無線ルーター、NASなどで有名な「バッファロー株式会社」です。

バッファロー製品で保証期間内ならば、論理障害によるデータ復旧は無償で対応してくれます。製品を製造しているメーカーが対応してくれるので安心です。
もちろん、ハードディスクの物理障害にも対応可能です。

他社製品以外でもデータ復旧に対応してくれるようですが、若干料金が高くなります。
こちらも障害の診断と見積もりは無償ですし、作業が完了した後、別のメディアにデータを移行して渡してくれます。この場合、条件によっては別料金になることもあるようなので、見積時にしっかり確認しましょう。

ただ、他のデータ復旧サービスと比べると若干費用が高いように思えます。
とはいえ、ハードディスクを製造しているメーカーが直接対応してくれるのは安心できます。バッファロー製品をご使用ならば、一度は相談してみましょう。Web上からの見積依頼も可能です。

最速15分で対応!「データ復旧.com」

「365日、土日祝日も」対応可能とうたっているのが、「データ復旧.com」です。

https://www.ino-inc.com/

一年中いつでも対応可能というのもびっくりですが、データ復旧の依頼から最短15分で復旧可能ということにも驚かされます。

同じフロアにデータ復旧のアドバイザーやエンジニアなどがいるために、迅速な復旧作業が可能とのことですが、それにしても早いですね。

また、物理障害の際に交換用の部品を提供する「ドナー」ハードディスクを多数用意していることも、迅速にデータ復旧できる理由だそうです。

ハードディスクの表面に傷がついていたり、ディスクを暗号化したりしている場合にも対応可能とのことです。

「データ復旧.com」もWebサイトの問い合わせフォームから依頼できます。また、電話は24時間対応可能とのことですから、まずは電話してみてはいかがでしょうか。トラブルが発生するのは何も日中の業務時間とは限りませんから、24時間いつでも電話できるのはうれしいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
エンドユーザーのサポート業務やセキュリティ対策など、システム管理者はなにかと忙しい日常を送っていらっしゃるかと思います。

ましてやデータストレージの破損トラブルは、業務へのインパクトが大きなもの。
データ復旧作業自体は、経験と実績のある復旧会社に任せて、ご自身はユーザーからの問い合わせ対応や、復旧スケジュールの作成などに注力なさってはいかがでしょうか。

トラブルが発生してから対策を探すのではなくて、日ごろから使えそうなデータ復旧サービスをチェックしておくことをお勧めします。

なお、データ復旧を依頼する際には、データ流出などの事故を避けるためにNDA(Non-disclosure agreement、機密保持契約)を結んでおくことを忘れないようにしましょう。

データ復旧業者の正しい選び方

 

豊富な実績(復旧件数)を誇る、技術力に定評のある会社か

豊富な実績(復旧件数)を持つデータ復旧業者は、それだけ多くの顧客から信頼を得ている安心できる業者です。ハードディスクやサーバーなどは技術革新のスピードが非常に早く、古い機種のみならず常に最新の機種も含めた復旧技術を確立しなければなりません。復旧件数が豊富ということは、それだけ古い機種から新しい機種まで対応できる技術力があり、かつ軽度の障害から重度の障害まで幅広く対応できる証明にもなります。業者選定の際には、まず実績の数を参考にしてください。

復旧スピードが優れており、迅速に対応してくれる会社か

復旧までのスピードも重要な会社選定のポイントになります。部品を交換しないとデータを救出できない物理障害などにスピーディーに対応するため、多くの部品を常に常備している業者や、365日体制で復旧に対応してくれる業者を選択するようにしましょう。初期診断や見積りについては、問い合わせから30分程度、復旧についても即日ないし1日程度で復旧してくれる業者が好ましいです。

高度なセキュリティ体制を有している会社か

データ復旧業者は個人の個人情報データの他、法人の重要な機密情報などのデータを適正に扱わなければいけません。ISO27001やPマークなどの高いセキュリティ体制を証明する国際基準を取得している会社なのかを確認するようにしましょう。また、社内環境についても重要個所の施錠や監視カメラの設置などのセキュリティ対策を講じているのかも重要となります。情報漏えいの危険性が無い高度なセキュリティ体制を導入している会社を選択してください。

その他にも失敗しないデータ復旧業者のポイントを以下にまとめましたので、ご確認ください。

  • ・重度の物理障害にも対応できる「クリーンルーム」を備えている
  • ・データ復旧に成功した時のみ料金が発生する「成功報酬型」の料金体系を導入している
  • ・メーカー別・メディア別、障害別などに機器や障害に応じたチーム制を導入している

データ復旧に必要な費用と相場

 

障害レベルによって金額が異なります

データ復旧業者へ復旧を依頼する際の費用の目安は、障害のレベルと復旧データの容量によって異なります。障害のレベルについては業者によって判定基準に差が生じますが、軽度な論理障害が最も安価な障害レベルとなり、次にファイルが消失・損壊している場合やウイルスによって障害が発生している場合など、そして最も高レベルのものについては復旧に時間を必要とする重度の物理障害などが該当するようです。無料で見積りを算出してくれる業者もありますので、利用してみるのも良いかもしれません。また復旧データの容量についてですが、5GB以内・10GB以内・100GB以内とハードディスク容量によって金額が上乗せされていきます。

平均的なデータ復旧の相場について

平均的なデータ復旧の相場についてご説明します。業者によって差がありますが、軽度の論理障害の場合には3~6万円程度、重度の場合で10万~25万円程度の費用が平均的な相場となります。反面物理障害についてはデータ救出に高度な技術と多くの時間を要する為、5GBから300GBまでの容量で比較した場合、軽度障害で15万~50万円ほど、重度障害で20万~65万円ほどが相場費用です。決して安くはない金額ですが、サーバーやRAIDなど主に業務用途で使用している法人・企業からの依頼が多いようです。

別途作業料等がかからないか事前に確認しておく

業者によっては、基本料金の他に作業料などを設定している場合もあり、別途費用を請求されることもあります。そのため、見積り時や問い合わせ時に合計金額はいくらかかるのかをしっかりと確認しておくことが重要です。また中には、初期診断、見積りについては完全無料で対応してくれる会社や、データを復旧出来た場合にのみ料金を請求する完全成功報酬型の料金体系を導入している優良データ復旧業者もあります。

データ復旧が可能なメディア

 

データ復旧業者が復旧可能なメディアとは?

データ復旧業者がデータ修復に対応しているメディアは、デスクトップパソコン、ノートパソコンはもちろんのこと、ハードディスク(HDD)、SSD、RAID、サーバー、NAS・外付けハードディスク、USBメモリ・メモリーカードなど多岐に渡ります。また、中にはスマートフォン(スマホ)の内臓ストレージのデータ復旧や、CD-R・CD-RW、DVD-R・DVD-RW・DVD-RAM、FD(フロッピーディスク)などのバックアップメディアのデータ復旧にも対応している業者もあります。

水没してしまったデータや大きく破損してしまったメディアも復旧可能なケースがあります

全てのケースで復旧が可能とは言い切れませんが、水没してしまったメディアや、火災や落下など大きな衝撃を受けてしまったメディアからのデータ復旧も可能なケースがあります。水没してしまったメディアの場合、水道水や雨水などに含まれた不純物が乾燥することで、メディアに大きなダメージを与えてしまうので、乾燥する前の濡れたままの状態でデータ復旧業者へ依頼すれば、データ復旧が可能です。高い技術を持ったデータ復旧業者であれば、ほとんどの物理障害に対応しています。諦める前にまずは問い合わせてみましょう。

データ復旧業者の目的は、メディアの修理ではなくデータの復旧

データ復旧業者が提供しているサービスは、物理障害や論理障害などを引き起こしてしまったメディアの内部に収められていたデータの復旧が目的になります。メディアの修復・修理が目的ではありませんので、あくまでどうしても復旧してほしい大切なデータがある場合に依頼するようにしましょう。メディアの修理に関しては、メディアの製造メーカーに問い合わせることで、修理や交換などを実施してくれます。データ復旧業者のデータ復旧率は100%ではありませんが、ほとんどの障害に対してデータ復旧が可能です。

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信頼できるデータ復旧業者を徹底的にリサーチしました。