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データ復旧協会DRAJの目的は?組織の取り組みを解説

2009年に設立された企業団体「データ復旧協会DRAJ」をみなさんは知っていますか? データトラブルで困っている方が安心して利用できるサービスの提供に向けて、団体に所属する会社はさまざまな活動を行っています。

DRAJのホームページでは所属している会社を公開しており、その中でも常任理事企業を務める5社は世界でもトップクラスの復旧技術を持ち、利用者が満足できる高品質なサービスの提供を行っています。

この企業団体が存在する理由は、目的のデータを復旧してもらえずに高額な費用を請求される被害を防ぐことにあるようです。今回は、そんなデータ復旧協会DRAJの具体的な活動目的や組織での取り組みについてご紹介していきます。

活動目的は「業界の健全化」

データ復旧サービスを利用した方の中には、悪徳業者を選んでしまいデータを復旧してもらえなかっただけでなく、高額な費用を請求されたという被害者が数多く存在しています。データ復旧協会DRAJは、業界からそのような悪徳業者を排除するために、大きな目的として「業界の健全化」に向けた活動を行っています。

ここでは、業界の健全化に向けた具体的な活動内容についてまとめてみました。利用者が安心してサービスを利用できる業界を作るためにどのような活動を行っているのか、以下でご紹介する4つのポイントを一つひとつ見ていきましょう。

復旧できた場合のみ費用をいただく

1つ目の活動内容は、復旧費用に関して成功した場合のみ受け取るといったもの。というのも、悪徳業者では復旧に失敗した場合でも費用が発生するだけでなく、高額な費用を請求しているからです。

このような詐欺まがいの費用請求の仕組みですが、作業費や機器の症状・状態の解析費に数十万円、復旧の成功報酬が数万円となっているようです。つまり、悪徳業者側はデータ復旧の成功・失敗に関係なくお金を取ることができる仕組みになっているのです。

そこで、データ復旧協会では悪徳業者に向けた注意喚起の意味も込めて、費用を受け取るのは復旧成功時のみであることを発表しています。ちなみに、団体に所属している復旧会社であれば、その会社のホームページ内で確認することができます。

根拠のない成功率を謳わない

2つ目の活動内容は、根拠のない成功率を謳わないというもの。悪徳業者の多くは必ずといて良いほど「成功率90%以上」という謳い文句を表記しているようです。ちなみに、信頼できるデータ復旧業者でも成功率を表記しているところがありますが、その場合はこれまでの実績や事例なども一緒に公開されています。

しかし、悪徳業者の多くは実績や事例などの紹介はなく、ただ成功率だけを表記しているだけとなっています。そのため、団体に所属する復旧会社では根拠のない復旧成功率を謳わないという活動を行っています。

また、DRAJでは偽りの成功率を謳う会社に対して間違いであること訴える活動、悪徳業者による被害・苦情などの対応を消費者センターや行政機関と協力する活動なども行っています。

惑わすような勧誘をしない

3つ目の活動内容は、利用者を惑わすような勧誘をしないというもの。データ復旧に関する知識を持たないことをいいことに、悪徳業者は復旧作業を急かすような圧迫面談をするそうです。

そのような説明をされた依頼者は危機感からそのまま復旧依頼をしてしまい、悪徳業者の被害に遭ってしまいます。そのため、DRAJではサービスの利用者に対して惑わすような勧誘をしない活動を行っています。

団体に所属する復旧会社では事前に初期診断・調査を行い、復旧可否や難易度の説明や依頼にかかる費用の見積りを出します。ですので、利用者は安心してサービスを利用することができると言えるでしょう。

児童ポルノの復旧依頼は受けない

4つ目の活動内容は、児童ポルノの復旧依頼は受けないというもの。近年、インターネットが普及したことによって児童ポルノの流出が深刻化していると言われています。そのため、このような問題の排除を目的として、児童ポルノ関連のデータ復旧依頼は一切受け付けない活動を行っています。

また、依頼内容を偽って依頼した場合、復旧作業によってデータ内容が判明した時点で即時作業を中止します。子供たちの未来を守るためにも、データ復旧協会では今後も積極的に児童ポルノ排除に向けた活動を行っていくことを表明しています。

悪徳業者による被害者ゼロを目指す

データ復旧協会DRAJの取り組みとして、悪徳業者による被害者ゼロを目指しています。というのも、現在でも悪徳業者の被害に悩む方は多く、消費者センターや行政機関への苦情が絶えないからです。そんな悪徳業者の特徴ですが、以下のようなものがあります。

  • 根拠のない成功率を公開している
  • 形に残る見積書の提示を拒否する
  • ありもしないリスクを伝えて契約を迫る
  • 費用や復旧内容の具体的な説明をしない
  • 異常なまでに高額な費用を提示してくる
  • 費用の交渉をすると極端に値下げする

これらに該当するデータ復旧会社は、悪徳業者である可能性が非常に高いと言えます。これに対しDRAJに所属する復旧会社は、当然ですがこれらの特徴に当てはまるものが1つもありません。

団体に所属している会社であればホームページから確認することができるので、データ復旧に関する知識のない方でも簡単に見分けることが可能になっています。そのため、この記事を読んでいる方の中でデータ復旧の依頼を検討している方は、一度依頼を検討する会社のホームページを確認することをおすすめします。

また、パソコンやスマートフォンなどが普及している現代社会では、誰もがデータ復旧会社を利用する可能性があります。つまり、あなたの身近な人が悪徳業者の被害に遭う可能性がないとは言い切れないので、見分け方としてデータ復旧協会DRAJという団体があることを紹介してあげてみてください。

悪徳業者を利用しないための予備知識

信頼できるデータ復旧会社を利用するなら、DRAJに所属する復旧会社を選べば間違いないと言っても過言ではありません。しかし、「団体に所属していない=悪徳業者」だと断言できないのも事実です。

そこで、ここではデータ復旧サービスを利用する上での予備知識についてまとめてみました。安心して復旧を依頼する基本的な見極め方なので、ぜひ参考にしてみてください。

検索順位を信用しない

データ復旧会社を探す方の多くは、インターネットから検索する場合が多いのではないでしょうか?この場合、多くの方は検索で上位に表示されている会社が「信頼できる」「安心できる」と感じていることでしょう。

しかし、インターネットの検索順位は広告費を使えば悪徳業者でも上位に表示させることができます。つまり、検索順位を信用してしまうと悪徳業者の被害に遭う可能性が高くなることになるので、依頼先を探す際には注意が必要です。

高い成功率を表記する会社は要注意

悪徳業者の特徴でもご紹介しましたが、高い成功率をホームページに表記する会社には注意が必要です。根拠のない数字を表示しているだけの可能性があるので、どのような会社なのか、どれだけの実績があるのかなど、安全性と信頼性を確認してから相談することが大切です。

DRAJは利用者の安全を考えた活動を行っている

データ復旧協会DRAJは業界の健全化を目的とし、利用者が安全にサービスを利用できることを考えた活動を行っている企業団体です。少数ではあるものの悪徳業者は現在でも存在しているので、依頼先を間違えるととんでもない被害を受ける可能性があります。

しかし、DRAJの所属会社であれば信頼性の高いデータ復旧会社を利用することができます。団体の公式ホームページから所属会社を確認することができるので、安心できる依頼先を探している方は、一度確認してみてはいかがでしょうか?

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