データ破損・消滅の原因を知る
データ破損・消滅を引き起こす原因は、人為的ミスやアクシデントによって生じる論理障害と、ハードディスク、サーバ・ネットワークディスクそのものに損傷が発生してしまい引き起こされる物理障害に分けられます。誤ってフォーマットや重要なファイルなどを削除してしまった場合などは論理障害のため、比較的データ修復は容易に行えますが、物理障害の場合はデータ復旧ソフトなどを使用して復旧させることはできないので、すぐに電源を切りデータ復旧業者へ依頼しましょう。
システムの復旧をしてはいけません
お使いパソコンに何か不具合が発生した際に、Windowsのシステムの復旧をされる方が多くいます。しかし、システムの復旧はあくまで「システム」の状態を前の状態に戻すためのもので、「データ」を復旧させる機能はありません。物理障害などが生じてデータが消失してしまっている場合などにシステムの復旧をしてしまうと、不必要なデータが上書きされることになりますので、データが二度と元に戻せなくなる危険もあるのです。データ破損・消滅の際はデータの上書きを防ぐためにシステムの復旧は行わないようにしましょう。
バックアップが無い場合のメーカー修理はお勧めしません
パソコンのハードディスクやサーバーなどを衝撃により故障させてしまった場合や、論理障害などによってデータ破損・消滅を引き起こしてしまった場合、当サイトではデータ復旧業者への依頼をお勧めしています。製造メーカーへ修理を依頼する方法もありますが、メーカーの修理の場合、あくまで故障部位の修理・交換のみを実施しデータの復旧までは対応してくれません。ハードディスクドライブを交換されてしまうと、二度と元のデータを復旧させることはできないため、データ復旧を希望されている方はデータ復旧業者に依頼するようにしましょう。