障害レベルによって金額が異なります
データ復旧業者へ復旧を依頼する際の費用の目安は、障害のレベルと復旧データの容量によって異なります。障害のレベルについては業者によって判定基準に差が生じますが、軽度な論理障害が最も安価な障害レベルとなり、次にファイルが消失・損壊している場合やウイルスによって障害が発生している場合など、そして最も高レベルのものについては復旧に時間を必要とする重度の物理障害などが該当するようです。無料で見積りを算出してくれる業者もありますので、利用してみるのも良いかもしれません。また復旧データの容量についてですが、5GB以内・10GB以内・100GB以内とハードディスク容量によって金額が上乗せされていきます。
平均的なデータ復旧の相場について
平均的なデータ復旧の相場についてご説明します。業者によって差がありますが、軽度の論理障害の場合には3~6万円程度、重度の場合で10万~25万円程度の費用が平均的な相場となります。反面物理障害についてはデータ救出に高度な技術と多くの時間を要する為、5GBから300GBまでの容量で比較した場合、軽度障害で15万~50万円ほど、重度障害で20万~65万円ほどが相場費用です。決して安くはない金額ですが、サーバーやRAIDなど主に業務用途で使用している法人・企業からの依頼が多いようです。
別途作業料等がかからないか事前に確認しておく
業者によっては、基本料金の他に作業料などを設定している場合もあり、別途費用を請求されることもあります。そのため、見積り時や問い合わせ時に合計金額はいくらかかるのかをしっかりと確認しておくことが重要です。また中には、初期診断、見積りについては完全無料で対応してくれる会社や、データを復旧出来た場合にのみ料金を請求する完全成功報酬型の料金体系を導入している優良データ復旧業者もあります。