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SSDが壊れる原因は?もし動かなくなったら何をすべき?

HDDに比べて読み込みを最速で行える「SSD(ソリット・ステート・ドライブ)」。現在パソコンを使用している方の多くは、このSSDを使用していることでしょう。発売当初に比べて価格も安くなっていますし、安定性が高く機器の寿命が長くなっているなど、利用者にとってのメリットが大きいといわれています。

ですが、微細な部品で作られた精密機器なので、日々の使い方によっては突然壊れてしまうことがあります。今回は、そんなSSDが壊れる5つの原因と、動かなくなったときにやるべきことなどについてまとめてみました。他にも、故障前の前兆ややってはいけない行為などもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

SSDが壊れてしまう原因5選

SSDが壊れてしまう原因5選

「使用していると突然故障してしまった・・・」「何で故障したのかわからない・・・」この記事を読んでいる方の多くは、このような症状に困っているのではないでしょうか?対処法を知っておくことはもちろん大切なことですが、事前にトラブルを防ぐためにも、まずは壊れる原因を知っておく必要があります。

ここでは、SSDが壊れてしまう5つの主な原因をまとめてみました。基本的には日々の使い方に問題がある場合が多く、もしかするとこの記事を読んでいる方の中には、「これが原因かもしれない!」というものがあるかもしれません。それでは、それぞれの原因について一つひとつ見ていきましょう。

データの書き込み回数が多い

近年販売されているSSDの多くは、1つのメモリセルに対して3ビットの情報を書き込める「TLC」と呼ばれる書き込み方式が採用されています。このような機器は1つのセルに約1,000回の書き込みが行える仕様となっていますが、書き込み回数が多くなると機器の劣化スピードを速めてしまいます。

そのため、常にSSDを使用している場合は機器の寿命を縮めてしまい、ある日突然故障してしまうことがあります。ちなみに、SSDの平均寿命は約5年といわれています。ですが、機器の使い方によっては寿命を短くすることになることを知っておきましょう。

空き容量が少ない状態で書き込みを行っている

データの保存を行う場合は容量に空きのあるセルに書き込まれる仕組みとなっていて、使用していないときに機器の内部で自動的にデータの整理整頓が行われています。ですが、セルに空き容量がない状態の場合、使用中にこのような動作が行われるため、パソコンの動作や速度に影響を与えてしまいます。

さらに、通常とは異なり負担をかける動作を行っているので、機器の寿命が短くなり、平均寿命よりも早く壊れてしまうといわれています。ですので、少しでも長く使用することを考えるのであれば、日頃から空き容量を確認しておくことをおすすめします。

SSDを使用する時間が長い

SSDを使用する時間が長くなると、機器の内部に使用された絶縁体の劣化速度を速めてしまいます。絶縁体が劣化すると本来なら通さない部分にまで電気を通してしまうので、データを保存するセルが故障してしまいます。

特に外付けタイプを使用している方は、使用しないときでも電源を入れたままにしている方が多い傾向があります。この場合も常に電気が通っている状態ですし、故障の原因の1つでもあるので、使い方には注意が必要です。

何らかの衝撃を加えてダメージを与えてしまう

精密機器であるSSDは、物理的な衝撃が加わることで寿命に関係なく突然故障する場合があります。例えばですが、ノートパソコンを持ち運ぶ際にぶつけてしまった、外付けタイプを使用している場合は機器を倒してしまったなどがあります。

そのため、内部に負担をかけない使い方を行っていても、物理的な衝撃を加えると壊れてしまうので取り扱いには注意が必要です。外付けタイプを使用している方は、安定性の高い場所に設置する、または倒れない工夫を行っておくと良いでしょう。

寿命が来たことによる自然的な故障

上記でご紹介した4つの原因に当てはまらず、使用から5年前後で壊れてしまったという場合は、機器が寿命を迎えたことによる自然的な故障だといえるでしょう。寿命が来た機器は修理を行っても意味がないので、新しい機器へと交換しましょう。

SSDが壊れる前に現れる3つの前兆

SSDが壊れてしまうときには、必ず何かしらの前兆が現れているはずです。よく「突然壊れた・・・」という声を聞きますが、物理的な衝撃を加えていなければ前兆を見逃している、または知らないという場合が多いです。

ここでは、SSDが壊れる前に現れる3つ前兆についてまとめてみました。もしかするとすでに前兆が現れているという方もいるかもしれないので、SSDを使っている方はぜひ参考にしてみてください。

今までと比べて速度が遅いと感じる

今までと比べて明らかに速度が遅いと感じているなら、それはすでに前兆が現れている証拠です。この前兆は体感で判断できるので、いつもと比べて処理速度が低下していると感じた場合は、早急にデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。

ディスクの最適化を行うとエラーが発生する

ディスクの最適化を行うとエラーが発生するのは、SSDが壊れる寸前であることを示すサインです。エラーの原因は使用できないセルが増えていることを表しています。また、ディスクの最適化はかえって機器の寿命を縮める原因なので、専用のフリーソフトを使って機器の状態を確認することをおすすめします。

使用中に突然シャットダウンする回数が増えている

パソコンの使用中に突然シャットダウンをする回数が増えるのは、機器が壊れてしまう前兆の1つです。このような症状が3~4回続くようであれば故障寸前の可能性が非常に高いので、データのバックアップや新しい機器の準備を行っておきましょう。

動かないときにやるべきこととNG行為

動かないときにやるべきこととNG行為

これまでにご紹介した内容から壊れてしまう原因や前兆はおわかりいただけたと思いますが、「もし動かなくなったらどうすればいいの?」と疑問に感じている方がいるでしょう。ここでは、そういった状況でやるべきことをはじめ、やってはいけないNG行為についてまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

PCが認識しているのかを確認する

まずは使用しているパソコンがSSDを認識しているのかを確認してみましょう。というのも、新品に取り換えたという方の中には、フォーマットを行わずに使用しているケースが多いです。

フォーマットはパソコンにSSDドライブを認識させるために重要なことなので、起動しないときはまず認識の有無を確認してみてください。もし認識されない場合は初期不良の可能性が高いので、その場合は購入した機器のメーカーに問い合わせてみましょう。

外付けタイプなら電源を確認する

外付けタイプを使用していて起動しない場合は、一度電源がきちんと入っているのかを確認してみてください。使用頻度の少ない方や必要なときだけ電源を入れている方の場合、電源の入れ忘れが原因で起動しないというケースが多いようです。

ですが、電源が入っているのに起動しない場合、新品であれば初期不良の可能性があるので、一度メーカーに問い合わせてみてください。また、すでに使用中の機器の場合は故障しているかもしれないので、不安な方は専門業者に相談すると良いでしょう。

物理的に故障しているなら専門業者に相談する

物理的に故障している場合は自分でデータを取り出すことが難しいので、専門業者に相談することをおすすめします。物理的な故障はデータ復旧ソフトを使っても抽出することができないので、むやみに操作するのではなく専門業者にデータ復旧の依頼をしてみてください。

必要以上に再起動を繰り返すのはNG

SSDが動かないときにやってしまいがちな再起動ですが、必要以上に繰り返し行うのは逆効果なのでNGです。問題ない部分にまで負担をかけてしまうため、症状の悪化や故障の原因に繋がります。

機器を修理しようと分解するのはNG

パソコン関連に詳しい知識を持っていても、修理しようと機器を分解する方がいるようですが、このような行為もNGです。SSDの内部はとてもデリケートなので、分解した際のホコリが付着すると故障の原因になります。

原因・前兆・対策をきちんと把握して万が一に備えよう!

SSDが壊れる原因はさまざまですが、ほとんどの場合は日々の使い方に問題がある場合が多いです。しかし、仕事で利用している方はプライベートでの利用に比べて使用頻度が多くなるので、機器の寿命を伸ばすのは難しいものです。

しかし、故障する前に現れる前兆を知っておけば、事前に対策することができます。この記事では動かなくなったときにやるべきこともご紹介していますので、SSDの故障で困っている方はぜひ参考にしてみてください。

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raidの構成を失敗した際にやってはいけないこと

冗長性に優れていて大切なデータを安全に保存することができるraidですが、構成に失敗して困った経験はありませんか?データが開けなくなった、または消えてしまったなど、失敗するとさまざまなトラブルが発生します。

そんなトラブルが発生したときですが、「絶対にやってはいけないこと」というものがいくつかあります。もしもそれらの行為を行うと取り返しのつかないことになってしまい、大切なデータを永久に失ってしまうかもしれません。

今回は、そんなraidの構成に失敗した際にやってはいけないことについてご紹介していきます。最近ではraid技術を採用した家庭用の記憶媒体も普及しているので、使用している方、またはトラブルでお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

raidの構成は大きく分けて8種類

raidの構成は大きく分けて8種類

まずはraidの基本的な構成の種類をご紹介していきます。現在では大きく分けて8種類の構成があり、それぞれで特徴や構成内容が異なります。自分が使用している構成はどれに当てはまるのか、どのような特徴があるのかなどを一つひとつ見ていきましょう。

raid 0

複数のディスクにブロック単位で分散したデータの読み込みや書き込みを行います。この構成は冗長性がないので、1つが故障すると保存データがすべて削除されてしまう仕組みとなっています。しかし、データの使用効率が良いというメリットがあるため、こまめにバックアップをしておけば問題なく活用できる構成だと言えるでしょう。

raid 1

書き込むデータを2つのディスクに保存することができます。別名ミラーリングとも呼ばれる構成で、1つが故障してももう片方で同じデータが保存されているので、トラブルが発生してもデータを失う心配がないというメリットがあります。

しかし、両方とも故障した場合は、当然ですがデータをすべて失うことになります。そのため、片方にトラブルが発生した場合は、早急に対処しておくことで大切なデータを守ることができるでしょう。

raid 2

ビット単位で分割したデータに加えて、冗長コードを複数のドライブに分割して保存します。この構成は動作速度が遅いといったデメリットがあり、実用的ではないものだと言われています。また、最低でも5つのドライブを必要とする構成なので、複数ある構成の中でも使用されているものを見かけることは少ないようです。

raid 3

ビット単位で分割したデータを並列に書き込みを行い、同時にエラー訂正コードも保存しているため、トラブル発生時のデータ復元が可能となっています。万が一データが消えてしまった、または誤って削除した場合でも、元通りに復元することができます。

raid 4

ブロック単位で分割したデータを並列で書き込みを行い、固定のディスクにエラー訂正コードの書き込みを行います。この構成の特徴は、読み出し速度が高速で行えること。しかし、その反面で書き込み速度は読み込みに比べて遅いといったデメリットがあります。

raid 5

raid 4ではエラー訂正コードを固定して保存していましたが、こちらの構成はブロック単位でエラー訂正コードをシフトして保存します。そのため、ディスクへのアクセス集中を防ぐことができるため、読み出し・書き込みともに高速で行うことが可能になります。

raid 6

raid 5に似た構成となっていますが、エラー訂正コードを2つに増やして保存するという違いがあります。そのため、2つのディスクが故障した場合でもデータの復元が可能になるので、重要なデータの保存にも安心して利用できる構成となっています。

raid 0+1

こちらはraid 0と1を組み合わせた構成となっていて、ブロック単位で分割したデータを並列で書き込みを行いつつ、同じデータを2つのディスクに保存することができます。Raid 0の欠点を補い冗長性がプラスされているのが特徴です。

raid 1+0

こちらはraid 1と0を組み合わせた構成となっていて、ミラーリングによるデータの書き込みに加え、ブロック単位で分割したデータを並列に保存します。容量コストが倍になるだけでなく、安全に使用できる構成となっていることが特徴です。

構成に失敗したときにやってはいけないこと4選

購入したときは正常に構成されているため、初期不良を起こしていない限りはトラブルが発生することはありません。そのため、構成で失敗する原因として考えられるのは、トラブルが発生した際に行っている何らかの行為となります。

やってはいけない行為を行うと、正常なディスクの故障やデータトラブルの原因になるので、大切なデータを復元できなくなるかもしれません。ここでは、構成に失敗したときにやってはいけないことについてまとめてみました。

再構築を何度も繰り返す

不具合やトラブルが発生した場合、再構築を行うことで解決することができます。しかし、トラブルが起きている機器が複数あった場合は、再構築に失敗してしまうことも少なくありません。

この場合、すぐに他の機器の異常に気付けば良いのですが、多くの方はraidの知識を持っていないでしょう。そのため、失敗したからと言って、何度も再構築を繰り返す人も少なくありません。

しかし、再構築を何度も繰り返していると、機器の故障に繋がりますし、保存データの復元率が著しく低下してしまいます。というのも、再構築を行うとHDDに大きな負荷がかかるため、その行為を繰り返し行うと多大なダメージを与えることになるからです。

そのため、再構築に失敗した場合は繰り返し行うのではなく、プロの専門業者に相談することをおすすめします。

HDDの入れ替えを行う

構成に失敗するということは、何らかの障害が発生していることが考えられます。もしもその障害がHDDにある場合、新しいものへと入れ替える方が多いようですが、この行為は絶対に行ってはいけません。

というのも、raidは複数の機器を1つのHDDとして認識させる技術なので、その一部を取り外すと認識されなくなるからです。新たなトラブルを引き起こす原因になりますし、故障している場合は状態の悪化に繋がるので、失敗時の入れ替え作業は絶対に行わないでください。

取り出したHDDをパソコンに接続する

トラブルが解決できない場合、大切なデータだけでも自分で復元しようと試みるため、不具合の起きたHDDを取り出してパソコンに接続する方が多く見受けられます。しかし、raid技術を使った機器は個別でパソコンに接続しても認識されません。

また、接続すると初期化を促すメッセージが表示されるため、誤って実行してしまうと自らデータを削除することになってしまいます。つまり、余計なトラブルを増やす原因になってしまうので絶対に行わないよう注意してください。

トラブルが起きている状態で使用を続ける

パソコン関連のトラブルが起きた際は、そのまま使用を続けるのではなく、すぐに使用を中止することが鉄則となっています。もし故障している機器をそのまま使い続けると、余計な負荷をかけてしまい取り返しのつかないことになりかねません。そのため、raidの構成に失敗したり、対処法を試しても改善されない場合は、使用をすぐに中止して専門業者に相談しましょう。

困ったときはプロの専門業者に相談しよう!

困ったときはプロの専門業者に相談しよう!

「raidの構成に失敗した」「対処法を試してもダメだった」このようなトラブルが発生した場合は、安全性を考えてプロの専門業者に相談することをおすすめします。専門的な知識と技術を持ったスタッフが対応してくれますし、重要なデータを保存している場合は復元を依頼することもできます。

特に、パソコン関連にあまり詳しくない方の場合、自分で対処しようとして状態を悪化させてしまうケースはとても多いです。そのため、困ったときはプロに相談して、必要であれば修理はデータの復元を依頼してみてください。

Raidの種類とレベルごとの違いまとめ【完全網羅】

膨大なデータを取り扱っている企業の多くは、複数のHDDを使った「Raid」を使用していますよね。また、フリーランスで活動されている方の中にも、安全にデータを管理するために使用している方は多いでしょう。

そんなRaidにはいくつかの種類があり、それぞれのレベルごとで機能性が異なるため、目的に合ったものを使用することで効果的に活用することができます。しかし、正しい知識を持たずに使用していると、大切なデータを完全に失ってしまう危険性があるので注意が必要です。

今回は、Raidの種類やレベルごとで異なる機能性、使用する際の注意点などについてご紹介していきます。導入を検討中の方、または知識として身に付けておきたい方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

Raidにはどんな種類があるの?

Raidにはどんな種類があるの?

Raidは複数のHDDを組み合わせた冗長性を持つ装置となっていて、重要なデータを管理する際にとても役立つ記憶装置です。本来であれば1つのHDD、またはSSDによってデータの読み書きや保存を行うため、万が一故障した場合はデータ復旧が困難になる場合があります。

しかし、Raidは最低でも2つ以上のHDDを使用しているため、1つ故障した程度であれば比較的簡単にデータを復旧することが可能です。そんなRaidにはいくつかの種類があるといわれていますが、どのようなものがあるのでしょうか?

一般的に使用されているのは5種類

Raidの種類はレベルとして7種類存在しているのですが、一般的に使用されているのはRaid 0・1・5・6・10の5種類となっています。これらの種類はそれぞれで必要となるHDDの台数が異なりますし、機能性にも大きな違いがあります。

また、基本的には耐障害性に優れている装置ですが、レベルによって障害への強さにも差があるようです。さらに、レベルごとに最低限必要なディスクの台数も異なるため、場合によってはコストが高くなることもあります。

各レベルによって機能性が異なる

各レベルによって機能性が異なるため、効果的に利用するのであれば目的に合ったものを選ぶ必要があります。また、多くの方は「レベル=グレード」という考え方をしている傾向があるようですが、レベルが高いから高性能というわけではありません。

レベルはそれぞれで実現させるシステムの方式となっていて、Raid 6や10を使用するからといって満足できる機能を使用できるわけではなのです。そのため、導入する際はまずレベルごとの違いについて把握しておくことが大切でしょう。

さらに、一般的なHDDに比べて複数のディスクを必要とする装置なので、目的によっては導入コストが高くなります。つまり、必要なRaidを選ばなければムダな費用を使ってしまう可能性があるので、必要最低限のコストに抑えるためにもレベルごとの違いは知っておくべき情報だといえるでしょう。

一般的なHDD・SSDに比べてメリットが多い

一般的なHDD、またはSSDの場合はパソコン本体や外付けタイプに関わらず内蔵されているディスクは1台のみとなっています。そのため、記憶装置に保存されるデータは当然1つだけとなるので、故障してしまうと症状によっては復旧が困難になってしまうことがあります。

しかし、Raidの場合はレベルによって異なりますが複数のディスクを使用しているため、1台故障した程度であれば簡単にデータを復旧できるといったメリットがあります。そのため、冗長性があり障害にも強い装置として優れているので、膨大なデータを取り扱っている企業やフリーランスで活動されている方に使用されることが多いといわれています。

他にも、データの保存容量を大幅に拡大させることもできますし、データの転送速度が速くなるといったメリットもあるため、仕事で利用するにはおすすめの装置となっています。しかし、転送速度に関しては使用するディスク台数が多くなってしまうと、かえって速度が低下する可能性があるので注意が必要です。

一般的に使用されるレベルごとの違いとは?

これまでの内容からRaidにはいくつかの種類があることをおわかりいただけたと思います。そこで、ここではそれぞれのレベルでは機能性にどのような違いがあるのかをご紹介していきます。

人によっては求める機能性が異なるので、導入する場合は目的に合ったレベルを選ぶことが大切です。それでは、それぞれのレベルごとで異なる違いについて、一つひとつ見ていきましょう。

転送速度が速い「Raid 0」

最低でも2台のディスクが必要で、1つのデータをそれぞれのディスクに分散して保存することができます。分散してデータを保存するため転送速度が速いといった特徴があり、データの読み書きに優れているといわれています。

しかし、どちらか一方のディスクが壊れてしまうと、保存した全てのデータが消えてしまうというデメリットがあります。そのため、大切なデータがある場合はバックアップを取っておく必要があるでしょう。

簡単にデータを復旧できる「Raid 1」

複数のディスクに1つのデータを二重に保存できる仕組みとなっています。そのため、もしも1台のディスクが壊れてしまってももう一方のディスクに全く同じデータが保存されているので、簡単に復旧できるといったメリットがあります。

しかし、複数のディスクを使用していても実際の保存容量は1台分なので、台数が増えればデータの処理速度が低下するというデメリットがあります。

バランスの取れた機能性を持つ「Raid 5」

上記でご紹介したレベルと比べ、バランスの取れた機能性を持っているというメリットがあります。データはそれぞれのディスクに分散して保存するため読み込み速度が速く、冗長性を高めるパリティデータを作成します。

さらに、使用するディスクの台数が多いので容量の拡大を実現することができます。しかし、データの書き込み速度は読み込みに比べて高速化することができず、導入コストが高くなるといったデメリットがあります。

耐障害性に優れた「Raid 6」

機能性としてはRaid 5と同じになりますが、2つのパリティデータを作成して保存するため、他のRaidに比べて安全にデータを管理できます。そのため、重要なデータの保存・管理を目的としている方には、こちらのレベルがおすすめでしょう。

しかし、2つのパリティデータを作成するので書き込み速度が低下してしまうといったデメリットがあります。また、必要なディスクの台数も多いので、導入コストは高くなってしまいます。

Raid 0と1を組み合わせて作られた「Raid 10」

Raid 0と1の2つの機能を持っていて、簡単に言うと他のレベルの良いとこ取りをした装置となっています。データを分散しながら同じデータを2つ以上保存できるので、もしHDDが1つ壊れたとしてもデータの復旧が可能になります。

しかし、機能的に複数のディスクが必要なので、導入コストが高くなってしまいます。また、Raid 10の特性として使用するディスクの容量は実質半分のみとなってしまうので、利用効率が悪いといったデメリットがあります。

Raidを使用する際の注意点

種類やレベルごとの違いについておわかりいただけた方の中には、導入してみようと考えている方もいるでしょう。しかし、安全に使用するためにはこれからご紹介する4つの項目に注意が必要です。

  • ・強制終了を行うと故障の原因になる
  • ・安易にリビルドを行うのは危険
  • ・何らかの障害が発生した場合は不用意に操作しないこと
  • ・データのバックアップに使用する装置ではない

強制終了やリビルド、障害が発生しているときに安易な操作は、いくら安全にデータを保存できるとはいえ、完全に故障してしまう原因になるので注意が必要です。また、データのバックアップを取るものだと勘違いしている方が多いようですが、それは大きな間違いです。

もしかすると複数台のディスクが同時に故障することもありますし、種類によっては冗長性のないものもあるので、データのバックアップは別の記憶装置で取っておくことをおすすめします。

目的に合った種類(レベル)を使って効率的に活用しよう!

目的に合った種類(レベル)を使って効率的に活用しよう!

一般的に使用されているRaidはレベルによって5種類に分けられていて、それぞれで機能性がことなります。そのため、使用する目的に合った種類(レベル)を選ぶことが重要なポイントになるでしょう。

また、冗長性に優れているのでデータの復旧も可能ですし、故障したディスクは交換することで再び正常に使用することができます。もしも故障したディスクを自分で交換するのは不安という方は、専門業者に相談して問題を解決してもらいましょう。

NASはRaid5とRaid10、どちらがいい?機能や速度の違いはある?

パソコン内に保管しきれないデータを保存できるNASは外付けHDDの1つで、データの保存先がネット上となっているため、管理や共有が簡単にできるといった特徴を持っています。

そんなNASは複数のHDDを使ったRaid構成となっていて、さまざまな種類があるようです。今回は、そんなNASを使用される方によく選ばれている「Raid5」「Raid10」ではどちらの方が良いのかについてまとめてみました。

これから購入するのであれば、それぞれの特徴やメリット・デメリットをはじめ、機能や速度の違いやどちらの方が優れているのかなど、知っておきたい方は多いはずです。そういった方はぜひこちらの記事を参考にして、自分に合った製品を購入してみてください。

そもそも「NAS」ってどんなものなの?

そもそも「NAS」ってどんなものなの?

NASの購入を考えている方の中には、「名前は知っているけど、そもそもNASってどんなものなの?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?これまでに販売されていた外付けHDDに比べて利便性が高いので、購入を検討している方は多いでしょう。

しかし、NASがどういった記憶媒体なのかを知っておかなければ、十分に活用することができないものです。ここでは、まずNASの基本情報について、4つのポイントをまとめてみました。それぞれのポイントをよく把握しておくと、効果的に活用することができるのでぜひ参考にしてみてください。

ネット上で大切なデータを保存できる外付けHDD

従来の外付けHDDの場合は、パソコンと機器を接続することでデータの移行・保存ができる仕組みとなっています。しかし、NASはネット上であなたの大切なデータを保存することができるため、Wi-Fi環境であればいつでもどこでもアクセスすることができる便利な外付けHDDとなっています。

無線で利用できればパソコンを使って作業する場所を確保する必要がないので、とても便利で快適に利用できる記憶媒体といえるでしょう。また、物理障害が起きてもデータ復旧に成功しやすいといったメリットがあるため、NASの方が安全にデータを保存・管理できるのが人気を集めている理由となっているようです。

無線で使えるからスマホから直接データを移すことが可能

無線で利用できる記憶媒体なので、パソコン内で管理しきれないデータだけでなく、スマートフォンに保存しているデータの保存策としてもおすすめされています。ネットを使ってスマートフォンから直接データを移すことができますし、本体の容量を圧迫する動画や画像を簡単に移行させることが可能。

パソコンを持っていない方でもNASを利用することができるので、スマートフォンのデータの保存先として活用している方が増えているそうです。そのため、思い出となるデータをスマートフォン内にたくさん保有している方には、便利でおすすめとなる記憶媒体といえるでしょう。

ちなみに、無線でデータの保存ができるだけでなく、データの共有をすることができるため、企業でも取り入れているところが増えつつあるといわれています。セキュリティも万全でアクセス権限の設定が可能なので、社外秘や顧客情報の管理にも利用できるでしょう。

Raid構成で1つのデータを複数のHDDに保存できる

NASは基本的に複数のHDDを搭載したRaid構成となっています。そして、保存する1つのデータを同時に複数のHDDへと書き込みを行うため、もしも物理障害を起こしたとしてもデータ復旧の成功率が高くなっています。

従来の製品であれば1つのHDDに1つのデータを保存するため、物理障害を起こしてしまうと、専門業者でなければデータを復旧することができないようになっています。しかし、NASであれば1~2つが故障しても、残りのHDDにデータが保存されているため、大切なデータを失う心配がないという魅力を持っています。

デスク周りをスッキリとさせられるためオフィスに最適

無線で利用できてWi-Fi環境下であれば利用場所を選ばないため、デスク周りをスッキリとさせることができます。そのため、企業での利用であればオフィスでの使用のとても最適な記憶媒体となっています。

つまり、「フリーアドレスオフィス」を作ることができるため、作業効率の向上や固定席を設ける必要がありません。さらに、パソコンを持ったまま簡単に移動できるので、社員同士のコミュニケーションの流動化にも期待できるでしょう。

Raid5の基本情報は?特徴やメリット・デメリット

Raid5の基本情報は?特徴やメリット・デメリット

NASを購入される方の多くは、一般的にRaid5の製品を選ぶ傾向があるようです。データの移行速度や安全性もきちんと確保されていて、使い勝手の良い記憶媒体なので十分活用することができるでしょう。

ここでは、そんな一般的に使用されているRaid5の基本情報についてご紹介していきます。どういった特徴があるのか。メリットやデメリットについてまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

冗長コード「パリティ」を作りデータを保存するのが特徴

Raid5にはデータを保存すると同時に「パリティ」という冗長コードを作る特徴を持っていて、内蔵された4つのHDDの内1つが故障してもデータ復旧が可能となっています。保存しているデータを完全に取り出すことができるので、故障によってエラーが表示されても慌てる心配がない機器となっています。

分割したデータのブロックとパリティを分散してHDDに保存

保存するデータはRaidシステムによる「Raidコントローラ」で3つのブロックに分けられ、さらに作られたパリティも同じように分割されます。その後、4つのHDDに分割してまとめたデータを分散して保存する仕組みとなっています。

このような仕組みを採用することで、データ移行にかかる機器への負担を軽減させることができるようになっています。さらに、移行速度も高速化することができるため、作業効率を下げることなく利用することができるでしょう。

Raid5の4つのメリット

Raid5には以下のような4つのメリットがあります。

  • ・1つであればHDDが故障してもデータを復旧できる
  • ・壊れたHDDは交換し、リビルドを実行することで正常に戻せる
  • ・HDDの数を増やせば保存容量がアップする
  • ・データを取り出す際は4つのHDDで同時処理されるため速度が速い

Raid5にはこれらのようなメリットがあり、速度や安全性に優れていることがわかっています。万が一HDDが壊れても他のところからデータを取り出すことができますし、交換・リビルドによって正常に起動するNASへと戻すこともできます。

さらに、HDDを増やせば容量効率をアップさせることができますし、必要なデータを取り出す際には内蔵された全てのHDDが同時処理を行うため、スピーディーにデータ移行ができるようになっています。

Raid5の2つのデメリット

Raid5には以下のような2つのデメリットがあります。

  • ・保存するデータの書き込みを行う性能はあまり高くない
  • ・2つ以上のHDDが故障すると使用できなくなる

データの書き込みを行う性能がそれほど高いとはいえないため、性能にこだわる方にはあまりおすすめできないかもしれません。また、内蔵されたHDDが2つ以上故障した場合は、交換やリビルドでも正常に戻すことができないため、使用できなくなるといったデメリットがあります。

Raid10の基本情報は?特徴やメリット・デメリット

NASを購入される方の中にはRaid10を選ぶ方も多く、内蔵されたHDDのそれぞれが冗長性を持っているといわれています。そのため、物理障害にも強く大切なデータをしっかりと守ることができるため、よく選ばれている機器の1つとなっています。

ここでは、そんなRaid10の基本情報について、機器の特徴やメリット・デメリットなどをまとめてみました。購入するNASのRaid構成に悩んでいる方は、ぜひ参考にして自分の目的に合った機器なのかを確認してみてください。

Raid1とRaid0を組み合わせているのが特徴

Raid10は「Raid0」「Raid1」を組み合わせて作られた機器となっていて、保存容量が大きくデータ移行が高速でできる、さらに障害に強いといった特徴を持っています。ちなみに、「Raid1+0」とも呼ばれているので、こちらの機器を検討している方は覚えておくと良いでしょう。

ブロック分けしたデータを各ミラーセットに保存

保存するデータはRaidコントローラでブロック分けされ、ミラーセット1・ミラーセット2などのそれぞれに保存される仕組みとなっています。ミラーセットとはそれぞれが1つのHDDとなり、簡単にいうと2つのデータ保存先に同じデータを保存するといったものです。また、HDDが故障していなければ修復が可能となっているため、障害に強い機器だといわれています。

Raid10の4つのメリット

Raid10には以下のような3つのメリットがあります。

  • ・性能バランスが良い
  • ・ミラーセットの故障であればデータの取り出しが可能
  • ・Raid5に比べて性能が高い

Raid10にはこれらのようなメリットがあり、性能バランスや故障時のデータの安全性が高く、Raid5に比べて高い性能を持っている機器となっています。NASにはさまざまなRaid構成の機器がありますが、性能を重視している方であればREID10がおすすめだといわれています。

また、保存できるデータ容量も多いため、動画や画像などの保存やパソコンのバックアップに使用できます。データ移動速度も高速で行ってくれるので、作業効率の向上も期待できるでしょう。

Raid10の2つのデメリット

Raid10には以下のような2つのデメリットがあります。

  • ・Raid5に比べて容量効率が劣っている
  • ・最低でも搭載するHDDが4つ必要になる

全体的な性能バランスは良いのですが、容量効率に関してはRaid5に比べて劣っているといったデメリットがあります。また、ミラーセットにてデータを保存するため、搭載するHDDは最低でも4つ必要になるため、コストが高くなってしまうようです。

機能性・安全性・冗長性を重視するなら「Raid10」がおすすめ

これまでにそれぞれの特徴・メリット・デメリットがあることをご紹介してきましたが、「機能性」「安全性」「冗長性」などの性能を重視して選ぶのであれば、Raid10がおすすめです。Raid5に比べて総合的な性能が優れているため、思い出の詰まったデータや仕事に必要な重要データの保管に最適です。

デメリットも少ないので特に大きな問題もありませんし、便利で高機能なNASの購入を検討されている方にはピッタリの記憶媒体となっています。NASのRaid5と10のどちらにするか迷っている、性能の違いを知っておきたいという方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

RAID10の基礎知識について。仕組みからメリット・デメリットを解説

大容量のデータの管理や運用に利用されている外部記憶装置として知られるRAIDには、いくつかの種類があります。その中でもRAID10は、2種類を掛け合わせて構成されたものとなっているため、性能が高く冗長性に優れています。

そんなRAID10の利用を考えている方に質問ですが、どのような仕組みをしている機器なのかを知っていますか?購入したもののあなたの目的に合った機器でなければ意味がないので、効果的に利用するためにも基礎知識は知っておいた方が良いでしょう。

また、利用するにあたってメリットだけではなくデメリットも存在するので、それらの把握も大切でしょう。そこで、今回はRAID10の基礎知識について、仕組みからメリット・デメリットなどをご紹介していきます。その他にも知っておくと役立つ予備知識もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

導入前に知っておきたいRAID10の仕組み

導入前に知っておきたいRAID10の仕組み

RAIDは種類によって構成内容が異なりますが、RAID10では2種類が合わさって構成となっている性能が高いと言われています。そのため、重要なデータの管理や運用に活用できる種類となっています。

ここでは、そんなRAID10の基礎知識としてどのような仕組みをしているのかをまとめてみました。基礎知識を知ることで利用目的に合った種類であるのかを確認できるので、以下でご紹介する内容をぜひ参考にしてみてください。

ストライピングとミラーリングの性能を持っている

大きな特徴として、ストライピング構成であるRAID0、ミラーリング構成となるRAID1の2種類が合わさって構成されたものとなっています。ストライピングでは2台以上のハードディスクを必要としますが、分割したデータを同じ処理速度で2倍の容量を取り扱うことが可能。

ストライピングでは同じく2台以上のハードディスクが必要となり、それぞれのディスクに同じデータの書き込みを行うことで冗長性を高めることが可能となっています。そのため、それぞれの特徴が組み合わさったことで、データ処理速度の高速化と耐障害性の2つの要素を運用できるといった点が主な仕組みとなっています。

ミラーセットが故障しなければデータ復旧が可能

データを保存する仕組みでは、まず保存データをブロックに分け、それぞれにデータの複製を行います。その後、それぞれのミラーセットに分散してデータを保存する仕組みとなっています。

例えば、ハードディスクを4台使用していると仮定した場合、ディスク0・1を1つのミラーセットとします。そして、1セットに同じデータが2つ保存されることになり、それらが2セットに構成されるということになります。

そのため、ミラーセットが故障しなければもう一方のミラーセットにデータが保存されているので、トラブルが発生してもデータ復旧が可能になります。このような構成をしているため、冗長性に優れていると言われています。

HDDは最低4台が必要

種類によって最低限必要とされるハードディスクの台数が異なりますが、RAID10では最低4台が必要となっています。一般的に利用されている種類と比べると導入コストがかかりますが、その分高速化や耐障害性といった高機能を活用することができます。

また、ハードディスクの増設も可能で、台数が増えるほどに読み込み・書き込み共により速度の高い処理を可能にすることができます。そのため、管理や運用するデータ量に合わせて調整することができるでしょう。

実際に使用できるデータ容量は全体の50%

RAIDは内蔵しているハードディスクの本数=使用できるデータ容量という訳ではありません。RAID10の場合は全体の50%が使用可能な容量となっているため、全体で2TBの容量となる場合は、1TBが使用できる容量ということになります。

そのため、容量が足りないと感じる場合はディスクの増設を行うことで使用可能容量を増やすことができるでしょう。もしも利用している中で容量不足を感じる場合は、ディスクの増設を検討してみてください。

利用するメリットとデメリット

利用するメリットとデメリット

これまでの内容から、RAID10の仕組みについてお分かりいただけたと思います。データ処理速度の高速化や耐障害性がプラスされることによる冗長性の強化が可能なので、大切なデータの管理・運用を目的としている方は、利用を検討しているのではないでしょうか?

しかし、どんなものにもメリットだけでなくデメリットが存在するので、それらも把握したうえで利用の有無を考えることが大切です。ここでは、利用する上で知っておきたいメリット・デメリットについてまとめてみました。

最大のメリットは高速化と耐障害性に優れていること

RAID10を利用する上での最大のメリットは、仕組みでもご紹介した高速化と耐障害性に優れていることです。高速化は作業効率の向上が大きく期待できますし、耐障害性は何らかのトラブルや機器の故障によるデータ消失の被害を防ぐことができます。

重要なデータの管理・運用を行う上でこのようなメリットがあれば、安心して利用することができるでしょう。また、冗長性に優れているので、データ復旧が可能であるといった点もメリットの1つとなっています。

導入コストが高いのがRAID10のデメリット

利用する上でのデメリットは、初期導入コストが高いことです。最近ではハードディスクが安価で購入できるようになっていますが、最低でも4台の購入が必要です。ちなみに、一般的に利用されることの多いRAID5であれば最低でも必要なディスクは2台となっているので、それに比べると導入コストは高いと言えるでしょう。

また、場合によってはディスクの増設が必要になるかもしれないので、そうなると非常に高いコストがかかることになるでしょう。そのため、予算を超えるようであれば他のRAIDの利用を検討した方が良いかもしれません。

よくあるトラブルと運用時の注意点

ここでは、RAID10の使用でよくあるトラブルと運用時の注意点についてご紹介していきます。利用期間が長くなると機器が劣化してきますし、それによってさまざまなトラブルが発生するのは避けられません。また、機器が正常に稼働していたとしても間違った運用を行うと、トラブル発生を招くことになるので危険です。

トラブル発生時の5つの原因

冗長性が高く耐障害性に優れている機器ではありますが、100%安全に利用し続けられるという訳ではありません。経年劣化による故障をはじめさまざまな理由からトラブルが発生することがありますが、よくあるトラブルとその原因には以下のようなものがあります。

  • ・物理的な故障によるデータトラブル
  • ・ディスク入れ替えによる構成の崩壊
  • ・再構築の実行によるデータ消失
  • ・人為的な操作ミス
  • ・HDDを認識できない

もしも使用中に問題が発生した場合は、上記のいずれかが原因である可能性が考えられます。また、安易に自分でトラブルに対処しようとするとデータ復旧が困難になる場合があるので、安全性を考えるならプロのデータ復旧業者に相談することをおすすめします。

運用時に注意すべき4つの注意点

導入後の運用に関して、以下のような点に注意してください。

  • ・HDD交換時は順番に要注意
  • ・故障したディスク単体をPCに接続しない
  • ・RAIDカードの交換は事前に互換性を確認しておく
  • ・再構築はリスクが高いのでNG

これらはデータ消失や復旧困難な状況を招く行為となっています。特に注意が必要となるのが、トラブル発生時にやりがちな再構築の実行です。状態悪化やデータ復旧が不可能になるケースが多いので注意してください。

速度や冗長性を求める人におすすめ!

RAID10は高速化や耐障害性に優れているといった特徴があります。そのため、速度や冗長性を求めている方におすすめです。しかし、初期導入コストが高いといったデメリットがありますが、作業効率やデータを管理する上での安全性の向上が期待できると言えるでしょう。

RAID6の基礎知識について。仕組みからメリット・デメリットを解説

複数のハードディスクを組み合わせることで大容量のデータを保存できるRAIDには、さまざまな種類(レベル)があります。その中でもRAID6は他のレベルに比べて耐障害性が高いことで知られる記憶装置となっていて、もしも何らかの障害が発生したとしてもデータ復旧が可能です。

そんなRAID6ですが、どのような仕組みをしていてどういったメリット・デメリットがあるのかをみなさんは知っていますか?レベルごとに利用目的が異なるので、基礎知識は使用する上で知っておくことが大切です。

そこで、今回はRAID6の基礎知識として仕組みからメリット・デメリットなどをご紹介していきます。大量のデータ管理をするためにRAIDの利用を検討している方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

そもそも「RAID」ってどんなもの?

そもそも「RAID」ってどんなもの?

RAID6の基礎知識をご紹介する前に、みなさんはRAID自体がどのようなものなのかを知っていますか?そもそもRAIDとは、リーズナブルなハードディスクを複数使用することで、冗長性を高め確保する目的で開発された仕組みとなっています。

また、一つひとつは容量の小さい複数のハードディスクを1つにまとめることで、結果的に大容量の記憶装置として使用するといった目的もあります。そして、RAIDには複数の種類(レベル)がありますが、現在でも主に使用されているのはレベル1と2の二種類だと言われています。

そして、複数のハードディスクを使用する記憶装置なので、最低でもディスクが2つは必要になります。必要に応じて増設することは可能となっているようですが、増やしすぎてしまうとかえってパフォーマンスが低下する可能性があるので注意しましょう。

RAID6とは?基礎知識まとめ

RAID6とは?基礎知識まとめ

レベルごとに利用目的が異なるので、導入を検討しているのであれば基礎知識は知っておく必要があるでしょう。また、すでにRAIDを利用している方で現状に不満を感じている場合は、RAID6に変えることで快適に利用できるようになるかもしれません。

ここでは、RAID6の基礎知識についてご紹介していきます。どのような仕組みでデータを管理できるのか、なぜ冗長性に優れているのかなどをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

パリティデータの2重生成で冗長性が高い

構成に使用するハードディスクは最低でも4つは必要になりますが、保存データをブロック単位に分けて、それぞれにパリティデータを2重で生成する仕組みをしています。そのため、2台までであればハードディスクに障害が発生したとしても、データ復旧が可能となっているので冗長性に優れていることが特徴となっています。

また、ご紹介した仕組みから別名ダブルパリティレイドと呼ばれることもあり、より高い冗長性を求めている方におすすめされています。重要なデータを大量に管理する目的で導入を検討している方には適した外部記憶装置といえるのではないでしょうか?

アクセス速度が速くHDDの増設で高速化が可能

保存データの読み込みを行う場合、それぞれのハードディスクからブロック単位で一度に読み込みを行います。そのため、読み込みに対するアクセス速度は高速で行うことができます。

また、ディスクを増設すればより速度アップを期待できるので、必要に応じて構成するハードディスクの数を増やしてみると良いでしょう。書き込み速度に関しても高速で行うことができますが、増設するディスクの本数が多くなりすぎると速度が低下する可能性があるので注意が必要になります。

とはいえ、適度な増設であれば読み書きともにアクセス速度は安定するので、作業効率の向上には期待できると言えるでしょう。

実際に利用できる容量はHDD2本分

RAID6の使用に4本のハードディスクを内蔵している場合、実際の利用できるデータ容量は2本分となっています。例えば、4本で2TBの容量があるとするなら、実際に利用できるのは1TB分になるということ。

つまり、内蔵しているハードディスク分の容量がそのまま全て利用できるわけではないので、容量不足を感じる場合は増設する必要があるかもしれません。しかし、増設しすぎるとアクセス速度のパフォーマンスが低下することがあるので注意しましょう。

データ復旧の仕組み

使用している4台のディスク中1台が故障してしまったと仮定します。この場合、まずは故障したディスクを取り外して新しい機器への交換を行います。そうすると、残りの正常なディスクからパリティデータを元にして、新しい機器へのデータ復旧を行い、故障する前の保存データの状態へと復旧することができる仕組みとなっています。

パリティデータはデータを保護するために仕組みですし、2台までであればディスクが故障しても通常通りの稼働が可能なので、トラブル発生前の状態でと戻すことができるようになっています。

利用するメリットとデメリット

基礎知識や仕組みについては、これまでの内容からお分かりいただけたと思います。そのため、すでに自分の目的に合っていると感じている方もいるのではないでしょうか?しかし、どんなものにも利用するにあたってのメリットとデメリットが存在しています。

そこで、ここではRAID6を利用するメリット・デメリットについてまとめてみました。ここまでの内容をしっかりと踏まえた上で導入するかを検討することで、目的に合った使用ができるので参考にしてみてください。

利用する上でのメリット

一番のメリットは冗長性に優れていること。2台までであればハードディスクが故障したとしても稼働し続けることができるので、トラブルに気づいたときにデータのバックアップを取ることが可能です。

また、稼働が続いている状態であれば故障したディスクを新しい機器へと交換することで、状態を正常に戻すことができるのもメリットの1つです。つまり、耐障害性が高いことが利用するメリットだと言えるでしょう。

利用する上でのデメリット

利用する上でのデメリットには、実際に利用できるデータ容量が内蔵しているディスク2台分であることです。パリティデータの保存に2台分の容量を使用するため、4台搭載していたとしてもその全てを利用できないことが唯一のデメリットだと言えるでしょう。

トラブル発生時のデータ復旧はデータ復旧専門業者へ

どんな機器でも使用していればいずれは寿命を迎え故障してしまいます。また、設置場所や何らかが原因で衝撃を加えてしまった場合も、内部の部品が故障することでデータトラブルが発生することも少なくありません。

このような場合、インターネットで検索するとさまざまな対処法や復旧方法が紹介されています。しかし、紹介されている方法の全てが正しいとは限らず、実際に試したことで状態がより悪化してしまい、データ復旧が困難になるケースは多いです。

そのため、もしも故障が原因でデータトラブルが発生した場合は、プロのデータ復旧専門業者へと依頼することをおすすめします。ちなみに、メーカーが提供するサービスでは修理や交換のみとなっているため、データ復旧を目的としている場合は依頼先を間違えないよう注意してください。

冗長性を求めるならRAID6はおすすめ!

RAID6では冗長性が高く、アクセス速度の速い外部記憶装置となっています。その為、重要なデータの取り扱いや作業効率向上を目的としている方には、おすすめのRAIDだと言えるでしょう。ご紹介した目的で採用を検討している方は、一度利用してみてはいかがでしょうか?

RAID5の基礎知識、仕組みやメリット・デメリットを紹介

数種類のRAIDの中でも負担が少なく高速化を図ることができる「RAID5」。近年、家庭用のNASが普及しているため、名前や言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。

RAID5は別名「分散データガーディング」「パリティRAID」と呼ばれていて、1つのHDDが故障しても残りの機器で正常に稼働することができます。データトラブルの被害を抑えることもできるので、これから利用してみたいという方は、まず基礎知識を把握することが大切です。

そこで、この記事ではRAID5の基礎知識や仕組み、メリットやデメリットについてご紹介していきます。利用する目的によっては他の種類が良かったという場合もあるので、導入を検討している方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

RAID5って何?概要まとめ

RAID5って何?概要まとめ

保存するデータを分割して書き込みつつ、冗長コードであるパリティを同時に生成して書き込むのが大きな特徴です。使用するHDDは最低でも3台は必要ですが、もしも1つが故障したとしても、正常に作動する機器が2つ残っているので、問題なく稼働させることができます。

また、データを各機器に分散して書き込みを行うことで、パリティドライブへの負担軽減や書き込み速度の高速化を図れると言われています。しかし、1台の機器が故障した場合は速度が低下してしまうので、本来の機能を発揮させるためには修理や交換が必要になるでしょう。

もしも2台以上の機器の障害が発生した場合は、全く稼働できなくなってしまい、保存データの利用や復元ができなくなるので注意が必要です。そのため、1台でもトラブルが発生した場合には、大切なデータを守るためにも早急に対応することをおすすめします。

データが書き込まれる仕組み

データが書き込まれる仕組み

RAID5へのデータの書き込みは、パソコンからドライブへとデータを転送することで行われます。データを受け取ると内蔵されたHDDの数に応じて、まずはRAIDコントローラーに分割されて、パリティの生成も行われます。

その後、分割されたデータとパリティを分散して、各ブロックに書き込みが行われて保存されるという仕組みになっています。もっと簡単に説明すると、決められたサイズにデータを区切って、パリティと一緒に順番にHDDへと格納していくというイメージです。

このような仕組みによってデータの書き込みが行われることで、HDDが1つ故障しただけだと、特に問題なく稼働を続けることができるようになっています。また、トラブルが発生しても稼働を続けられるのは、生成されたパリティによって機器内の情報を逆算して導き出しているからです。

また、データの書き込み速度は使用するHDDの数によって変化します。機器の数が多いほど処理の高速化が図れるので、速度が気になる場合は本数を増やしてみると良いかもしれません。

ですが、増やしすぎてしまうと速度低下に繋がる場合があるので、必要以上にHDDを増やしてしまわないように注意しましょう。ちなみに、読み込み速度も同様に、内蔵された本数で高速化することができます。

RAID5のメリット

ここでは、RAID5を利用するメリットについて、3つのポイントをまとめてみました。目的に合った仕組みを利用するためにも、どのようなメリットがあるのかを把握しておくことが大切です。それでは、それぞれのメリットについて一つひとつ見ていきましょう。

1台だけの故障なら稼働を続けられる

概要や仕組みでもご紹介したように、RAID5は故障した機器が1台だけだった場合、通常通りに稼働を続けることができます。そのため、本来なら作業に支障が出てしまうところでも、急なトラブルに困る心配がないというのが大きなメリットになります。

また、1台のHDDにデータを保存していた場合、バックアップを取っていない状態でトラブルが発生すると、保存データを全く利用できません。それに対しご紹介した技術を利用していれば、1台が故障しても稼働は続くので、データは守ることができますし、後からバックアップを取ることも可能です。

故障した機器は交換・リビルドで改善できる

故障した1台のHDDは、機器の交換やリビルドを行うことで正常なシステムへと改善できる場合があります。故障した状態のままでは2台目が故障すると取り返しのつかないことになるので、トラブルが発生した場合はすぐに対応しましょう。

しかし、リビルドに関しては行わない方が良いとも言われている方法です。かえって状態の悪化を招く可能性があると言われているため、不安な方は専門業者やメーカー修理などに相談・依頼することをおすすめします。

読み書き速度の高速化が可能

こちらもすでにご紹介していることですが、内蔵するHDDを増やすことで読み込み・書き込み速度を高速化することも可能。増設のやりすぎは速度低下に繋がりますが、適度な増設であれば作業効率の向上にも繋がるといったメリットがあります。

ちなみに、余談ではありますが、増設すれば容量も増やすことができます。しかし、実効容量は構成した機器を数からマイナス1本分となっているので、構成本数=容量ではないことは把握しておきましょう。

RAID5のデメリット

前章では利用するメリットについてご紹介しましたが、デメリットも存在しています。どんなものにもデメリットは付き物なので、効果的に利用するためにも以下でご紹介する内容を参考にしてみてください。

2台以上の機器が故障すると稼働が停止する

1台だけなら故障しても稼働できますが、2台以上故障した場合は完全に停止してしまいます。回復不可能な状態となるため、データへのアクセスは当然できなくなるため、バックアップを取っていない場合はデータ復旧が必要になるでしょう。

また、機器の故障によるデータトラブルは、専門業者でなければ復旧作業を行うことができません。無理に自分で対応してしまうと、復元できたデータも完全に復旧不可能になる危険性があるので、大切なデータを保存しているのであれば専門業者にお任せしましょう。

故障に気づかず悪化するケースが多い

メリットとして1台が故障しても稼働するとご紹介しましたが、これはデメリットにもなります。というのも、トラブルが発生していたとしても通常通りの稼働が可能なので、故障に気づかずそのまま放置してしまいがちだからです。

そのため、気がついたときには2台以上の機器が故障していたというケースが多いため、定期的に状態の確認が必要だと言えるでしょう。または、万が一に備えて定期的にバックアップを取る習慣をつけておくことをおすすめします。

導入コストが高め

RAID5は最低でも3台のHDDが必要になるため、他のRAIDに比べて導入コストが高めというデメリットがあります。また、高速化を図るにも増設が必要になるため、コストがかかってしまいます。そのため、速度のあまりこだわらないのであれば、最低限の本数で利用する方が良いかもしれません。

耐障害性はあるが利用には注意が必要

RAIDにはいくつかの種類がありますが、今回ご紹介したRAID5は1台のHDDが故障しても稼働を続けられるため、作業に支障が出る心配がありません。ですが、そのメリットがかえって最悪の状態を招く可能性があるのも事実です。

トラブルに気づかず使用を続けた結果、2台以上が故障してしまい回復できない状態になるケースは多いので、利用には注意が必要です。この記事では、概要や仕組みとはじめ、その他メリット・デメリットについてもご紹介しています。もしRAID5の利用を検討している方は、安全なデータ管理ができるようこの記事を参考にしてみてください。

スマホのデータを復旧する方法と復旧前にやってはいけないこと

友人や家族などの連絡先はもちろんのこと、旅行先で撮影した思い出の写真や動画など、スマートフォンの中には大切なデータがたくさん保存されているものです。ですが、何らかの原因でデータが開けない、または消えてしまったという経験はありませんか?

最近の機種は充実した機能が備わっているため、スマートフォン1つで多くのデータを管理している方も多いでしょう。そこで、今回は消えたスマートフォンのデータを復旧する方法についてまとめてみました。

他にも、データ復旧前にやってはいけないことについてもご紹介していくので、知っておけば万が一スマホのデータが消えても確実にデータを復旧することができるでしょう。スマートフォンで大切なデータを管理されている方、または消えてしまうと困るデータをお持ちの方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

スマホのデータを復旧させる3つの方法

スマホのデータを復旧させる3つの方法

データ復旧と聞くと「難しそう・・・」「自分じゃできないかもしれない・・・」と思いがちですが、方法さえ知っていれば誰でも簡単にデータを復旧することができます。自分でデータの復旧ができればすぐに対応できるので、知っておいて損をすることはないでしょう。

ここでは、そんなスマートフォンのデータ復旧について、3つの方法をご紹介していきます。初めてデータの復旧をされる方でも簡単にできる方法なので、ぜひ参考にしてスマホ内に保存している大切なデータを守ってみてください。

スマホで行うならデータ復旧アプリを使用する

スマートフォンを使ってデータを復旧するのであれば、「データ復旧アプリ」を使用してみてはいかがでしょうか?データ復旧アプリにはさまざまな種類がありますが、誤って削除したデータを専用アプリによって簡単に復旧することができます。

また、データ復旧アプリはスマートフォン専用のアプリケーションなので、パソコンを持っていない方でもデータ復旧が可能です。データ復旧といえばパソコンを使うというイメージがありますが、スマホ1つで復旧作業が行えるのは便利ですよね!

さらに、データ復旧アプリによっては無料で利用できるものもあるので、お金を使わずに大切なデータを取り戻すことができるのも魅力の1つです。無料アプリでも高性能なものがあるので、現在データ復旧で悩んでいる方は一度試してみる価値はあるのではないでしょうか?

ちなみに、無料データ復旧アプリを使用するのであれば、「GT-Recovery(ジーティー・リカバリー)」がおすすめです。無料なのに連絡先・通話記録・メッセージ・写真など、その他複数のデータ復旧が可能なアプリなので、スマートフォンを使ったデータ復旧を検討されている方は、ぜひダウンロードしてみてください。

パソコンで行うならデータ復旧ソフトを使用する

パソコンを使ってデータ復旧を行うのであれば、専用の「データ復旧ソフト」を使用してみてはいかがでしょうか?iOSやAndroidなど、使用する端末を問わず使用できるだけでなく、無料で利用できるフリーソフトも数多く存在しています。

また、データ復旧ソフトはスマートフォンだけでなくパソコンのデータが消えた際にも活用できるので、1つダウンロードしておけば誤ってデータを削除した場合でもすぐに復旧することができるでしょう。

そんなデータ復旧ソフトには有料版には劣らない機能性を持った無料版もあるので、上記でご紹介したデータ復旧アプリと同じく、お金を使わずにデータを取り出すことができます。専用のソフトはインターネットから簡単にダウンロードできるので、1つ持っておくと万が一のときに役立てることができるでしょう。

ちなみに、iPhoneユーザーであれば「EaseUS MobiSaver Free」、Androidユーザーであれば「Aiseesoft Android データ復旧」がおすすめです。どちらも使いやすく高機能なデータ復旧ソフトとして有名なので、データを復旧される際はぜひ一度利用してみてください。

専門業者にデータの復旧を依頼する

上記のデータ復旧方法は自分で簡単にできるものですが、何かしらの不具合でアプリやソフトではデータの復旧ができないこともあります。そんなときは、専門業者に相談してデータ復旧を依頼してみてはいかがでしょうか?

専門的な知識と技術を持ったプロのスタッフが対応してくれますし、自分ではできないデータを復旧してもらうことができます。また、安全にデータを取り出してくれるので、「自分でデータを復旧するのは不安・・・」という方にも、専門業者への依頼はおすすめですよ!

データ復旧前にやってはいけない2つのこと

データ復旧前にやってはいけない2つのこと

上記ではスマートフォンのデータを復旧する方法についてご紹介してきましたが、復旧前にやってはいけないことが2つあります。これからご紹介する「やってはいけない行為」を行った場合、復旧できたデータを完全に失ってしまう可能性が高いです。

どちらも知らずにやってしまう場合が多いので、現在データ復旧に悩んでいる方はもちろんですが、万が一に備えて正しい知識を身に着けておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

データが開けないからといってむやみに操作しない

スマートフォンにSDカードを使ってデータを管理している場合、何かしらの不具合が起きているとデータを開けない場合があります。この場合、データが開けないからといってむやみに操作を続けていると、データが上書きされることで元々のデータが消えてしまう場合があります。

また、上書きによって消えたデータは復旧することができず、専門業者によるデータ復旧も不可能になってしまいます。ですので、開けないデータがある場合は操作を中断して、早急に復旧作業を行うことをおすすめします。

水没した場合は電源を入れてはいけない

スマートフォンを利用している方の中には、水没によるデータ紛失を経験されている方もいるでしょう。水没したとしても正しい対処法を行っていれば、復旧作業で大切なデータを取り出すことが可能です。

しかし、水没したスマートフォンを救出した直後に電源を入れる・切るなどの行為を行った場合、端末内に侵入した水と操作したことによって発生した電気によってショートしてしまう場合があります。

そうなると当然スマートフォンは故障してしまい、最悪の場合はデータを復旧することができなくなってしまうため、水没した場合は電源の入切を行うのはNGです。そのため、水没させてしまった際はしっかりと水気を拭き取り、数日間乾燥させて安全に使用できる状態でデータ復旧作業を行ってください。

大切なデータを事前に守る方法は?

これまでに、スマートフォンのデータ復旧方法と復旧前にやってはいけないことについてご紹介してきました。ですが、場合によっては復旧作業でデータを取り出すことができない場合もあるため、事前に対策をしておくことが大切です。

まず、大切なデータを守る一般的な方法として、こまめにデータのバックアップを取っておくことが大切です。パックアップさせ取っていれば万が一データ復旧ができず新しく買い替えたとしても、簡単にデータ移行することができます。そのため、大切なデータを守るのであれば、普段からデータのバックアップを取ることをおすすめします。

他にも、スマートフォンに強い衝撃を与えてしまうと、故障やデータを失う原因になってしまいます。ポケットやカバンから取り出す際に落としてしまった、衝撃で電源が入らなくなったというケースは多いので、日頃から取り扱いには十分注意しておきましょう。

とはいえ、バックアップの取り忘れやうっかりスマートフォンを落としてしまうというのは、注意していても起こり得ることです。ですので、そのような場合でデータを失くしてしまった場合は、ご紹介した復旧方法を参考にして大切なデータを取り戻してみてください。

故障かな?Xperiaの電源が入らない時の対処法

機能性が高くAndroidの中でも人気の高い「Xperia」。スマートフォンを使用している方の中には、Xperiaを好んで使用している方も多いでしょう。しかし、使用しているとなぜか突然電源が入らなくなるというトラブルの報告が多いといわれています。

必要なときに使えなくなってしまうのは困りますし、自分でどうにかできるようであれば、万が一に備えて対処法を知っておきたいものです。そこで、今回は故障かと思われるXperiaの電源が入らない原因や対策法についてご紹介していきます。

電源が入らなくなるには何らかに理由・原因があるはずなので、それらを知っておけば今後の端末の扱い方に注意することができます。また、対処法を知っておけばいざというときに役立つので、ぜひ参考にしてみてください。

Xperia の電源が入らなくなる原因は?

の電源が入らなくなる原因は?

「何事もなく使えていたのに突然電源が入らなくなった…」このような状態になるのは大きく分けて4つの原因が考えられるといわれています。理由もなく電源が入らないという状態にはならないので、対策法を知るだけでなく故障の原因についても把握しておく必要があるでしょう。

ここでは、そんなXperiaの電源が入らなくなる原因についてご紹介していきます。「故障かな?」と思ったときは以下のような理由が原因かもしれません。それでは、それぞれの原因を一つひとつ見ていきましょう。

電源ボタンが壊れている

機種によって異なるようですが、電源ボタンが壊れてしまうと端末を起動できなくなるという報告が挙がっているようです。おそらくですが、電源ボタンを普段からよく扱っている場合は、劣化によってボタンが壊れやすくなってしまうのでしょう。

もしも電源ボタンが壊れているというだけであれば、充電器を接続すると充電中のランプが点灯します。ランプが点灯するということは端末内部が故障しているわけではないと考えられるので、原因は電源ボタンの故障であることを確認できるでしょう。

バッテリーが劣化していると電源が入らないことがある

Xperiaに限らず、どんなスマートフォンでもバッテリーが劣化していると電源が入らなくなることがあるようです。この場合は充電器を接続しても充電ランプが点灯しない、または充電されていることは確認できてもバッテリー残量が全く増えないといわれています。

このような症状に当てはまる方はバッテリーに問題があるため、新しいバッテリーへと交換する必要があるでしょう。ちなみに、バッテリーの持ちが悪いと感じ始めた場合は劣化している可能性が高いので、早めに交換しておくことをおすすめします。

内部の基盤が故障している

端末の内部には精密機器となる基盤が内蔵されていて、それが壊れてしまうと当然ですが電源が入らなくなってしまいます。基盤が故障する原因には大きく分けて水没と物理的な損傷の2つがあります。

例えば、入浴中に端末を使用していて浴槽に落としてしまった、移動中にポケットから落下して床に落としてしまったなどが故障の原因です。電源が入らなくなったときにこのような原因に思い当たる節がある方は、基盤が故障しているのかもしれませんね。

単純にバッテリーが切れているだけ

電源が入らなくなる原因として最も多いのは、故障ではなく単純なバッテリー切れです。電源が切れる直前はバッテリーが十分にあると思い込んでしまい、突然電源が切れたことで故障したと勘違いする方は多いといわれています。

スマートフォンの使い慣れている方であればこのような勘違いをされる方は少ないと思います。しかし、年齢に限らずこのような勘違いをされる方は少なくないので、まずは故障を疑うのではなく充電器を接続して状態の確認を行ってみましょう。

電源が入らないときの対処法

単純なバッテリー切れであれば良いのですが、場合によっては充電器を接続しただけでは改善されないこともあります。しかし、そのような場合でも自分でできる対処法はあるので、もしかすると正常に戻すことができるかもしれませんよ!

そこで、ここではXperiaの電源が入らないときの対処法についてご紹介していきます。難しい操作ではなく、方法さえ知っていれば誰でも簡単にできるので、万が一に備えてそれぞれの対処法を覚えておくと良いでしょう。

まずは充電器に接続してみる

まずは状態を確認するために充電器を接続してみてください。もしも充電ランプが点灯するのであれば内部の基盤が故障している可能性は低いですし、バッテリー切れであれば縛らく充電することで再び使用できるようになるでしょう。

しかし、電源ボタンが故障している場合は自分で修理することができないので、利用されているキャリアに問い合わせてみてください。または専門業者に修理の依頼を相談してみるのも良いでしょう。

SDカードを端末から抜き取って電源を入れてみる

Androidの多くはSDカードを使用できる端末が多いので、人によってはSDカードを利用している方は多いでしょう。そのような方は、一度端末からSDカードを抜き取り、その後で電源を入れてみてください。

というのも、電源が入らなくなる理由としてSDカードの接続不良が考えられるそうです。端末が認識できないことでエラーが発生し、電源を入れても端末が起動しないというケースがあるようです。

また、再度取り付けて電源を入れた際に起動しないようであれば、スロットが故障している可能性が高いです。スロットの故障は業者でなければ修理できないので、必要であれば修理に出すことをおすすめします。

SIMカードの抜き差しとお手入れ

電源が入らないときの対処法として、SIMカードの抜き差しとカードのお手入れが紹介されています。SIMカードは端末の利用に必要不可欠なものですし、SDカードと同じく接続不良によって電源が入らないこともあるようです。

そのため、まずはカードを抜きとって端子部分を柔らかい布で拭き取り、抜き差しを数回繰り返してから電源を入れてみてください。もしこの方法で電源ンが入らないのであれば、端末購入時に付属されているダミーのSIMカードを使って電源を入れてみましょう。

ダミーを使うことで端末を再起動させることができるので、特に問題がなければ正常に戻る場合があります。しかし、ダミーのままでは端末を利用でいないので、電源が入ることが確認できたら元々使用していたSIMカードに取り換えてください。

強制的に再起動させる

これまでの対処法を試しても改善されないのであれば、強制的に端末を再起動させてみましょう。この方法はSIMカードの挿入口付近にある赤色、または黄色の小さなボタンを長押しすることで、強制的に再起動させることができます。

しかし、端末によってはこのようなボタンが付いていないものもあるので、その場合は電源ボタンと音量調整のアップボタンを同時に数秒間長押ししましょう。電源ボタンや内部の基盤が壊れていなければ、この方法で電源が入るようになるといわれています。

ですが、強制的な再起動はデータが消えてしまう場合があるといわれているので、他の方法に比べてリスクが高いです。大切なデータが入っている、またはバックアップを取っていない場合は、データ消滅のリスクを把握した上で実行してみてください。

修理に出す、または買い替える

上記のいずれの方法を試しても改善されないのであれば、業者に修理の依頼をする、または新しい端末に買い替えることをおすすめします。修理の依頼先は、利用されているキャリアはもちろん、パソコンやスマートフォンなどの修理を行う専門業者もあります。

また、故障ではなくバッテリーの劣化であれば上記でもお伝えしたように交換するだけで再度利用できるので、まずは利用しているキャリアに相談してみると良いでしょう。

修理の即日対応を希望するなら専門業者がおすすめ!

修理の即日対応を希望するなら専門業者がおすすめ!

今回はXperiaの電源が入らないときの対処法についてご紹介しましたが、場合によってはそれらの方法で改善できないことがあります。そのため、バッテリーの交換や修理などを依頼しなくてはなりません。

そのため、多くの方は利用しているキャリアに問い合わせを行い、メーカー修理に出すという方が多いでしょう。しかし、メーカー修理は依頼してから受け取りまでに数日~1週間ほどの期間がかかってしまいます。

しかし、パソコンやスマートフォンなどの精密機器の修理を専門に行う業者であれば、最短で即日から対応してくれます。Xperiaを修理に出す方で即日対応を希望する方は、ぜひ専門業者を利用してみてはいかがでしょうか?

【最新】Androidスマホのバックアップ及びデータ復旧方法

スマートフォンを使用されている方の中には、iPhoneではなくAndroidデバイスを使用されている方も多いでしょう。そんなAndroidデバイスを使用している方の中には、データのバックアップや復旧方法がわからないという方はいませんか?

「もしも突然壊れてしまったら…」「機種変更するからデータを移行したい」など、このように考えている方であればバックアップや復旧方法は知っておきたいものです。そこで、今回はAndroidデバイスのバックアップ及びデータ復旧方法をご紹介していきます。

バックアップの方法には大きく分けて3つある

バックアップの方法には大きく分けて3つある

バックアップ方法には、大きく分けて「Googleアカウント」「専用アプリ」「PC」などを使用した3つの方法があります。しかし、人によっては「やり方がわからない」「どの方法が一番いいの?」と疑問に感じていることでしょう。

そこで、ここではAndroidデバイスの3つのバックアップ方法についてまとめてみました。それぞれの方法ではバックアップできるデータが異なるものがあるので、目的によってその人に合った方法も異なります。それぞれの特徴をよく把握して、自分の目的に合った方法をぜひ試してみてください。

手軽に行うならGoogleアカウントを使う

手軽にバックアップを行うなら、「Googleアカウント」を使用してみてはいかがでしょうか?Androidデバイスを使用しているのであれば、Googleアカウントは必ず持っているものですし、標準機能としてご自分のアカウントと同期することでバックアップ機能を使用できます。

アプリやパソコンを使わずデバイスのみでできる方法なので、初心者の方でも簡単にバックアップを取ることができるでしょう。しかし、Googleアカウントの同期には少しややこしい部分があり、「Googleドライブ」「Googleフォトライブラリ」の設定方法によってバックアップされるデータが異なります。

Googleドライブのバックアップ対象は連絡先や各設定、一部のアプリや設定・データとなっていて、画像や動画は対象外となっています。そのため、画像や動画のバックアップを取る際にはGoogleフォトライブラリの設定を行う必要があるので、事前に設定内容を確認しておきましょう。

専用のバックアップアプリを使う

さまざまなデータのバックアップを簡単に取りたいという方は、専用のアプリを使用してみてはいかがでしょうか?標準で搭載されているアプリや内部のデータはもちろん、画像・動画・音楽などのバックアップが可能です。

また、専用アプリの中にはダウンロードしたアプリのバックアップができるものもあります。ちなみに、専用アプリには復旧機能も付いているので、新たにアプリをダウンロードする手間を省くことができるのでとても便利ですよ!

そんな専用アプリにはさまざまなものがありますが、「JSバックアップ」「Helium」がおすすめされています。利用者が多くさまざまなデータからアプリまでのバックアップはもちろん、復旧までを簡単に行えるので、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか?

PCを使ってバックアップを取る

Androidデバイスのバックアップには、パソコンを使った方法もあります。まずはデバイスをパソコンへと接続して「コンピューター」内に表示されたデバイス名を選択します。あとは内部ストレージ内にある必要なフォルダのコピーを取り、新規フォルダを作成して保存するだけです。

ちなみに、パソコンだけでなく専用のUSBメモリやSDカードを使ってバックアップを取りことも可能です。パソコンがなくてもこれらの記憶媒体を使った方法もあるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

Androidのデータ復旧方法

Androidのデータ復旧方法

これまでの内容から、バックアップ方法についておわかりいただけたと思いますが、データを復旧する際にはどのような方法を行うのでしょうか?行ったバックアップによって復旧方法は異なるので、ぞれぞれの復旧方法のついては事前に知っておきたいものです。

そこで、ここではAndroidデバイスのデータ復旧方法についてご紹介していきます。ご紹介したそれぞれのバックアップデータの復旧方法をまとめているので、ぜひ参考にしてデータ移行を行ってみてください。

Googleアカウントならログインするだけで復旧可能

Googleアカウントを使用しているのであれば、新規アカウントではなく使用していたアカウントにログインするだけで復旧可能となります。というのも、Googleアカウントに同期することでデータが保存されているため、新しいデバイスでもログインするだけでこれまでと同じようにデータを使用することができます。

難しい操作を行う必要がないのでとても簡単ですし、デバイス1つで行える復旧方法なのでとてもおすすめです。この方法であれば機械操作が苦手な方やパソコンを持っていなくても行えるので、ぜひ試してみてください。

専用アプリの復旧方法は使用するアプリで異なる

専用のアプリを使用してバックアップを取っている方は、使用するアプリによって復旧方法が異なります。基本的には簡単な操作で行うことができますが、確実に復旧するためにも正しいやり方を事前に把握しておくことが大切でしょう。

ちなみに、上記でご紹介した「JSバックアップ」であれば、復旧ボタンをタップしてスタートボタンをタップするだけで簡単に行えます。シンプルな画面と操作性が特徴的なアプリなので、とても使いやすくておすすめですよ!

PCならバックアップのフォルダから復旧可能

パソコンでバックアップを取った場合は、以下の方法で復旧できます。

  • ・新しいデバイスをパソコンに接続する
  • ・デバイスの内部ストレージを開く
  • ・作成しておいたバックアップのフォルダを開く
  • ・フォルダ内のデータをコピーして内部ストレージに移行する

パソコンを使った復旧方法は、これらの4ステップで簡単に行えます。少し手間はかかりますが操作自体はとても簡単なので、きちんと復旧することができるでしょう。普段からパソコンを使用している方であれば他の方法よりもスムーズに行うことができると思うので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

パックアップを取る際の注意点

上記でご紹介した3つの方法はとても簡単なので、機械操作が苦手な方やスマートフォンの操作に慣れていない方でもバックアップを取ることができます。しかし、場合によっては必要なデータやアプリのバックアップができていない、バックアップデータが消えていたということがあります。

そんなことにならないためにも、ここではバックアップを取る際の注意点をご紹介していきます。確実にデータのバックアップと復旧が行えるように、ご紹介する注意点を参考にしてみてください。

方法によってはアプリのバックアップが取れない

Googleアカウントの同期はデバイス1つで行える簡単な方法ではありますが、ダウンロードしたアプリのバックアップはできません。上記でご紹介したように、連絡先・各設定・一部のアプリのみの復旧となるので、再び必要なアプリを使用する場合は再度ダウンロードする必要があるので注意が必要です。

Googleドライブの保存期間には制限がある

Googleドライブにはデータの保存期間に制限があるため、長期間使用しなかった場合はハックアップデータが消えてしまいます。ちなみに、データの保存期間は2週間となっていて、常にデバイスを使用していれば問題ありません。しかし、2週間デバイスを使用しなかった場合はバックアップの取り直しが必要になるので注意しましょう。

端末の設定によってはPCに認識されない

パソコンを使ってバックアップを取る際ですが、端末の設定によっては接続しても認識されないことがあります。デバイスのロックをかけている、または接続後に表示されるメッセージをONにしていない場合は、バックアップを取れないので注意してください。

また、デバイスの設定以外にも接続に専用ケーブルを使用していなければ、パソコンがデバイスを認識してくれません。設定はしているのに作業ができない場合はケーブルが原因となっていることが多いので、事前に準備しておきましょう。

自分でできないときは専門業者に依頼しよう!

常にデータのバックアップを取っていれば問題ありませんが、人によってはバックアップを取っていない方もいるでしょう。この場合、突然デバイスが故障してしまうとバックアップはもちろん、復旧も行うことができません。

こうなってしまうと自分ではどうにもできないので、専門業者に相談してみましょう。専門業者であればどんなトラブルでもデータを高確率で復旧できるので、バックアップを取り忘れていても復旧が可能です。スマートフォンには大切なデータがたくさん含まれているので、自分でできないときは専門業者に依頼して、データを復旧してもらいましょう。

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